タルパセックス未来学|思念体とAIが融合する未来の性

投稿日 2025.01.06 更新日 2025.01.12
Pixabay

セックスの本来の目的は生殖、子孫繁栄にありますが⋯性交による無上の快楽は、究極の娯楽と言えるでしょう。性風俗産業は決して廃れることはないでしょう。しかし、科学技術が飛躍的に進歩した遠い未来の世界では⋯恐らく、大きな変貌を遂げて、食品や医薬に並ぶディフェンシブセクターの主要産業の一つ、性教育・性啓蒙産業として、社会の中で広く認知されているかもしれません。早い内から子供に対する性教育が施され、口唇期幼児性教育や肛門期幼児性教育なるプログラムも開発されているかもしれません。これにより理性の早熟化が促され、警察や刑務所が不要になるほど犯罪件数も激減しているかもしれません。犯罪者の本質は口唇期、肛門期での性認識の歪みですからね。そんな感じで⋯現代のように子供らしい子供はいなくなるかもしれません。

男根期改変操作による究極の男女平等社会の実現

そうした国家主導の幼児性教育プログラムにより、男根期の到来を早め、潜伏期の長期操作も施そうとも考えるでしょう。それだけ子供に対して、しっかりとした良質な基礎教育が行えます。その前にしっかりとした幼児性教育を受けているので、非行やいじめもありません。そのような行為の本質も口唇期、肛門期での性認識の歪みです。高等教育も現代よりも前倒しに行われ、四年制大学の卒業も二十歳前後が一般化しているかもしれません。それだけ社会に長く貢献、寄与できる人材を多く確保することができます。現在のような教育モラトリアム、腐るほど余る無駄な教育は解消されていることでしょう。現代人よりも理性と自立心の強い常識人しかいない⋯効率的で平和な社会が実現していることでしょう。男根期を改良操作することで、自然な男女平等社会が実現しているかも。

気になる未来のセックス

流石にスターシップ・トゥルーパーズに見るような極端な男女平等社会は実現しないと思います。全裸の男女が何の恥じらいもなくシャワーを共にするシーンは⋯視聴者の作品に対する感情移入を高めるための演出的な設定要素です。こうした極端性、ニュアンスが作品の特徴を際立たせる。幼児性欲は潜在意識的なものですが、性器性欲(大人の性欲)は顕在化するもので否定しようがありません。性器性欲はどんな時代も変わらないと思います。個人的には⋯攻殻機動隊に見るようなセクサロイドが普及し、人々の性欲を発散させて、それを社会発展のための原動力に変える施策が試みられているかもしれません。未来社会のトイレも大激変していることでしょう。思春期の男の子のために⋯ウォシュレットに射精処理機能が付いているのが当たり前になっているかもしれません。

メンヘラや中二病が撲滅された未来社会

人間の意識改変操作が可能なレベルまで進歩した未来社会では、性欲も食欲や睡眠欲と並ぶくらい重要な健康管理項目として位置付けられ、育児から精神医療の分野まで幅広く応用、活用されていることでしょう。自分らしさや個性の早期確立を促すもので、大衆操作やマインドコントロールとは違います。子供たちに早いうちから将来自分がやりたい事、適性のようなものの自覚、目的意識の醸成を促します。これにより⋯未来社会ではメンヘラや中二病の若者は撲滅されていることでしょう。メンヘラや中二病と言うものは⋯自分らしさが確立されておらず、没個性であるが故に強いキャラ作りをして虚勢を張り、将来のことをまったく考えられないアホだと思います。口唇期と肛門期で強い意識改良がされているので、未来の若者たちは勉学やスポーツに大いに励むことでしょう。

若者に結婚してもらう社会へ

少子高齢化の根本原因は若者の恋愛離れにあります。厳密には⋯若者の恋愛を不慣れにさせている現代の教育システムにあると言えます。上述した通り、現代は教育が腐るほど余っており、不均衡な高等教育の機会創出が、若者に対するモラトリアムと晩婚化も招いております。未来社会ではメディカルスクールや大学院を除いて、若者に対する必要な教育は成人するまでにとっとと修了させて、一人前の大人として社会で生産的な活動に従事させるようになることでしょう。そして、結婚して子孫を残してもらわなければなりません。社会全体が豊かになると安全な子育て環境が担保され、子供の死亡率は極点に減るので少子化は必然となりますが⋯しかし、どこかで施策を間違うと、現状の日本や欧米諸国ような社会へ停滞して行きます。そうなると少子化が不適切なレベルまで進みます。

未来の学校は「性」に寛容になる?

社会を安定的に持続させるためにも⋯若者の恋愛、性は重要視されていることでしょう。校則で不純異性交遊やポニーテールを禁止する現代の教育システムは見直され⋯むしろ、積極的に男女交際をするように推奨されるようになるかもしれません。高校ともなれば恋愛専門のカウンセラーが配置され、生徒に避妊具も配布されているかもしれません。学校は若者に対する教育の場であると同時に、男女の出会いの場としても機能を果たすようになるかもしれません。卒業⋯そして、就職と同時に結婚して貰えれば未来政府としても万々歳。以前にも他記事での述べたが、校則でポニーテール禁止を考えた教師は頭がおかしい。自らそういう性癖であることを吐露しているも同然な変態だ。そいつには近寄らん方がええ。ただ、防犯上の観点から有益(海外では掴まれて誘拐されるらしい)。

ポニテしてるとそこ掴まれて拉致される可能性があるからしない子が多いとか⋯あと、アメリカの女子学生はスカートなんか履かない。ほぼ全員ジーンズだよね。

未来の育児

ここまでの話に強い疑問を持った人は多いことだろう。幼児性教育って⋯具体的に誰がどのような形で行うの?工場のような場所で画一的、機械的に行われるもの?それなんか嫌だな⋯と。もちろん、そんな無機質な施策ではありません。専門医とカウンセラー指導の下、未来のテクノロジーで口唇期と肛門期の最適化を行うだけです。じゃ~あ、その未来のテクノロジーって何だよ!?ってツッコミが入りそうになりますが⋯縄文人がテレビやインターネットを想像できないように、超未来社会の技術なんて具体的に思い付きませんわ。なんか、そういうの発明されるんじゃないんですか。うんこしたい幼児と先進的なAIが搭載されたルンバ化して逃げ回るオマルと適度に戦わせることで、どんな想定外の事態にも冷静に対処できる強い目標達成意識を持った子に成長して行くかもしれません。

未来のイマジナリーフレンド

遠い未来社会では⋯すべての子供がイマジナリーフレンドを所持しているようになっているかもしれません。ただ、現実と空想の境目で自然発生/自然消失する従来タイプのものではなく⋯人工的にコントロールされたものを、男根期のタイミングに合わせるよう、すべての子に画一的に発生させるようになっているかもしれません。男の子ならお姉さん、女の子ならお兄さん的なイマジナリーフレンドになります。そして、エディプス(エレクトラ)コンプレックスを現実の親にではなくイマジナリーフレンドへ振り向けさせ、恋愛的感情を深層意識に植え付けさせた後、消失させます。人工的に生成されるイマジナリーフレンドは、人間の一定数存在する性格パターンに基づき設計デザインされたもので、その子と相性の良い性格をしたものが割り当てられます。

思春期以降に男女交際が行われやすい性格形成

イマジナリーフレンドで幼児性欲を脱皮させて、ひとまず潜伏期へ誘導させます。潜伏期に入ったらイマジナリーフレンドは自動消失しますが、事前に割り当てられた性格をしたイマジナリーフレンドと相性の良い性格をした子へ成長して行くことでしょう。上で述べた人間の一定数存在する性格パターンから⋯当然ですが、恋愛に消極的な性格パターンは排除、恋愛に積極的になれるような性格パターンしか選ばれておりません。こうして⋯子供たちが思春期以降に恋愛に積極的になるばかりか、事前にパターン化されておりますので、自分と相性の良い異性を見つけやすくしておきます。可能な限りあぶれる子が出ないよう⋯これも当然ですが、性格パターンの配分は均等に調整されます。若者たちの恋愛が効率的に行われるよう、恋愛を人工的に制御する社会になっていることでしょう。

未来の性教育

事前に良い相性をした異性と結ばれやすく操作してあるため、未来社会では離婚は珍しいくらい少ないものとなっているかもしれません。平均的な経験人数も少なく、初恋相手がそのまま結婚相手となる事例が多数派を占めるようになっているかもしれません。やはり⋯離婚の少ない安定した家計は未来政府にとって都合がいいです。そんな感じで未来社会では、人間の性格パターンを解析、網羅したAI技術とイマジナリーフレンドが融合、育児や若者の恋愛に活用されているかもしれません。気になるセックスの方ですが⋯未来社会の思春期における若者の性教育も現代と大きく様変わりしているかもしれません。オナニーに対する肯定感を徹底的に教え込まれる感じになると思います。性に対するジレンマと罪悪感を抑止させ、セクサロイドを使用した実習が行なわれているかもです。

良識と理性に基づく未来セックス観

遠い未来の社会では⋯男女平等化よりはセックスに対する通念化が先行して行くと思います。セックスと言うと顔を赤らめたくなるようなものかもしれませんが、未来では日常的な会話の中で何気なく使われているようになっているかもしれません。それでいて良識と理性に基づく精神的行為として尊ばれ、逆にふしだらな要素がなくなっているが故に、普通にセックスに関する会話が友達の間で行われているようになるかもしれません。もちろん、流石にビジネスシーンでは控えられると思いますが、高校や大学では当たり前のものとして多くの人に受け止められ、考えられるようになっているかもしれません。セックスに対して変な考え方、邪に考える現代の方が異常扱いされているかもしれません。以上、あくまでも⋯私個人の勝手な想像、未来社会考察でした。