セックスフレンド

投稿日 2025.02.03 更新日 2025.02.03
ただセックスで女を貪る日々が続く

五人目の彼女と別れてから程なくして、四人目の元彼女と再び肉体関係を持つようになった。以前は自分が新幹線で彼女のところまで通い詰めていたが⋯今度は親類の視線を避けるため、彼女が上京して来る度に駅で出迎え、そのままラブホへ直行してセックスを楽しむようになった。関係を再燃させる時、彼女からこうはっきり言われた⋯結婚はもうどうでもいい。あんたとセックスできればそれでいい⋯だそうだ。まぁ、女は本音と建前を巧妙に使い分ける生き物だ。しばし様子見のスタンスで再び付き合い始めたが⋯そうして、最初の言葉が本意であると確信した。彼女とはセックス以外の時は仕事の話ばかり⋯完全なビジネス第一主義の仕事人間として強化されていたのだ(でもセックスはしたい)。以降、彼女とはセフレとして数年以上の長きにもわたる関係が続く。