外部依存と内界依存の二つの方式に分かれるタルパ作り
おっさん、三姉妹タルパABC子たちは⋯
従来方式で作った。気を練ってタルパの土台を作るところから、完オートまで、一貫して現実空間を背景にして仕上げて行った。
現実空間を背景にした対面形式での作り方となる。
あと、頭のてっぺんから足の爪先まで、手のひらでなぞるように云々は⋯良い子向けの説明の仕方や。
本当は股間まで触られていたわ。
親指で性器、中指と薬指で肛門を押さえるよう股間をガッと掴まれ、手のひらから第一チャクラ（会陰）に気を送る⋯そんな感じや。
そうやって股間をつかみながら⋯
もう片方の手で体のあちこちを愛撫するようになぞられ⋯うちらの体は成型された。まぁ、これは流石に初期段階の行為な。
A子の場合、途中からなんだか調子がおかしくなり⋯
今の姿になってしまったが、B子とC子は最初から今の姿を想定して作り始めた。だが、私はロリコンではない。
タルパを作り出すために必要な処置だった。
これは⋯まぁ、特別に認めてやる。気持ち良かったぞ。変な雑談になってしまったが、アレクをはじめ⋯
タルパ界隈的な従来の作り方を外部依存方式と呼びたい。
これに対して⋯視覚化の定義を改めて、変性意識の重要性を唱え、ダイブを推奨するようになった今のやり方を⋯
内界依存方式と呼びたい。今後は⋯
タルパを作るなら⋯まず、ダイブ界を先に作り、その中でタルパを作り出すやり方を推奨する。
すでに従来方式で作り上げている人は⋯
ダイブ界を作り、タルパにそこへ移り住んでもらうようにしよう。ABC子たちの主要活動拠点も、今はダイブ界に移っておる。
必要に応じてアレクの自宅内に出現する。
用が済んだらダイブ界へ帰る。しかし、これも今後は非推奨にする。霊道と称して、ダイブ界と現実世界を直接つなぐのはやめて⋯
すべて脳裏ベースにしようと思う。
ダイブ界に繫がる扉は所持者の脳内に設置する。また、従来の依り代もその扉を開閉するための鍵、ダイブ界との通信装置として利用する。
ここで言う通信とはスクライング、占いの幻視法のことや。
おままごと感覚で言うてるもんやない。新しい考察における霊道や依り代の考え方はそうするわ。
