セックスのできるタルパの作り方

これまでの解説内容は、すでに何らかの思念体がいる前提のものであったため、新規でタルパを作ろうとしている者には、やや不親切な内容だったと思う。ぶっちゃけ、セックス以外の目的でタルパを作ろうとする人はいないと思う。セックスのできるタルパの作り方に関しても改めて説明しておく。かつて、私自身も建前で人工精霊の作り方を説いていたように⋯タルパ界隈で考察されているタルパの作り方も、セックスと言う真の目的が隠された表面的なものとなっております。不足に感じていたり、釈然とせず納得の行かない部分を本稿で補いたい。理想的なセックスに適したタルパの設計デザイン、条件設定について語ります。ここではタルパの容姿や性格と言った設定項目に関する解説に限定します。訓練はこれまでの記事をご覧頂き完オートがんばってください。

前提となる大切な話

当サイトが提唱する思念体フィクトセクシュアルは⋯タルパやイマジナリーフレンドとのセックスにより、性欲の力を生産性と創造力に変えて、願望成就と自己実現を果すのが目的です。現実逃避のために実践しないようお願いします。また、所持者の現実での恋愛とセックスも応援してくれるポリアモリー的な性格をしたタルパを作りましょう。所持者を一生涯にわたり拘束して来るような独占欲の強い性格をしていたり、性にふしだらなタルパを作るのは禁物です。自分自身の未来のためになる、しっかりとした設定条件（性格）を決めましょう。現実でも恋人ができたら⋯タルパも愛し続けてやって欲しい。現実の恋人とセックスする際、タルパも交えて三人で楽しむと良いでしょう。タルパが現実の恋人とのセックスを良きものへ導いてくれます。このくらい斬新な発想で作れ。

現実の恋人の肉体に幽体であるタルパが重なることで、現実の恋人とタルパ、二人と同時にセックスできます。日頃からセックスの鍛錬をしているタルパに導かれるよう⋯現実の人間とのセックスも上達していきます。現実のセックスは人間が生きている間で感じることのできる最強の変性意識状態となります。幽体離脱と明晰夢の中間的な状態でタルパとのセックスも兼ねられます。うっかりタルパの名前を口にしないよう注意。

高過ぎる理想は禁物

あまりにも完璧過ぎる容姿をしたタルパを作るのは考えものです。タルパで満足してしまい、現実で恋愛やセックスができなくなる恐れがあります。イメージがすべてであり、そのイメージだからこそ、現実で味わうことのできないものをタルパに求めたくなる気持ちは理解できます。しかし、タルパは現実の人間と変わらぬリアルな存在へ育って行きます。巨乳好きな男性タルパーは巨乳の女性タルパを欲するかもしれませんが、現実には外国人のように豊満な胸を持った女性はそうそうおりません。現実離れした虚構の性的趣向、フェチズムには要注意です。少し足らないくらいがちょうど良いかもしれません。70～80点にしておきましょう。100点満点のおっぱいを求めるのはやめておきましょう。これは胸だけに限りません。男性タルパのアレが大き過ぎるのも考えものです。

セックス、性行為に対して幻想を持つのも禁物です。実際のセックスは思っているほど清潔じゃない。あそこの毛はボーボーだし、体液でベトベトになって汚れるし匂いもきつい。まぁ、それが良い訳でもあるんですが⋯自動化の訓練で触覚を追随させて行く形になりますが、これに嗅覚や味覚も追加可能です。訓練にじっくり時間をかけてイメージを醸成していきましょう。匂いの強いチーズを口に入れた状態で訓練してみては？

性別と年齢の設定について

基本的に男性または女性のどちらか、異性になると思います。もちろん、今日はLGBTが叫ばれて久しい時代です。同性であっても構いません。タルパ界隈では異性愛者であるも、男の娘のタルパ作りが流行った時期があるようです。これは性的趣向からのものではなく、作りやすさの観点から選ばれていたようです。自分の体を参考にしつつ、女性っぽいタルパを作り上げることが容易となりますからね。もう少し創造力を働かせれば、ふたなりも可能であり絶品になると思います。年齢に関しては⋯これは特に若い人に注意して欲しい点となりますが、自分と同じ年齢にした方が良いかもしれません。年上の価値観は実際に自分がその年齢にならないとわからない部分も多く、性格設定の難易度が上がります。極端に年下過ぎると自身の精神的成長の足かせとなる恐れがあります。

恋愛やセックスと言うものは、同じ価値観を持つ者同士による性的交流です。同年代同士が同じ価値観を共有しやすくなるのは言うまでもありません。訓練や育成を通じて、共に日々の成長も楽しんでいけます。また、男の娘やふたなり（両性具有）は現実逃避的な設定に思われますが逆です。現実の恋愛、セックスへの橋渡し的な意味合いが強くなり、ポリアモリー的な育成にも有利で理想的な存在となります。

版権タルパや亜人タルパとのセックス

こだわりのある性的趣向、フェチズム等の重点をおいたタルパ作りは、現実での恋愛観にバグが入ったり、満足の行くセックスができなくなるリスクがあるため、安易な実装は禁物となります。しかし、上述した通り、男の娘やふたなりのような例外もあります。また、基本はフィクトセクシュアルですから、版権タルパとの恋愛、セックスは問題ありません。その場合でも、現実的にありえない程、極端に胸が大きいキャラは避けるべきですが⋯非現実的であっても、現実的な恋愛観を醸成してくれたり、特異的な性交に基づくセックスでないなら、エルフやラミアなどの亜人タルパでも問題ありません。性器が現実の人間のものと変わらない感じ、サイズであれば、獣人のタルパでも構いません。膣挿入感に対する期待値を異常に高め過ぎないよう注意しましょう。

セックスに理想的な体格差

次に、身長になりますが⋯セックスに理想的な体格差は10～15cmになると言われています。直立不動した時、男性なら自分の目線から顎の間の位置くらいに女性の頭頂部が、女性なら自分の目線に男性の口元が来る感じにするとちょうど良くなります。性交しながらディープキスもしやすくなりますし、男性は女性の胸をしゃぶりたいでしょう。タルパやイマジナリーフレンドとのセックスはイメージがすべてですから、不自然で妙な体勢での性交は何かと苦労します。まぁ、低身長の女性が好みだと言う男性タルパーはご自由にどうぞ。その場合でも20cmくらいまでにしておいた方が良いと思います。極端な数値設定（数字には自己暗示の作用がある）は現実逃避感が強まるため避けるのをおすすめします。大人の異性の姿をしていれば、何でもOKと言う訳でもありません。

触覚化に導入する肌イメージの作り方

人間の肌にもいろいろな感触があります。女性ならモチモチ感からスベスベ感までと⋯これは体系に対する好みで決まりイメージ通りとなります。ポチャ系は本当にモチモチムチムチしており、甘えるような食い込むセックスが堪能できます。スレンダーな女性はスベスベスルスルで、互いの愛を確かめ合うような体を絡み合わせるセックスとなります。男性はがっしりとしまりのある体格、体系をしたものが求められると思います。性交時、全身が勃起した陰茎じゃないかってくらい固くなると思います。女性は身を委ね全身を緩慢にさせますが、男性は硬直させて行く感じですね。現実でセックスした経験がないと難しく感じると思いますが、体温のイメージを先に開発した方が、肌質感や肌密着感のイメージもしやすくなると思います。後述する膣挿入感にも同じことが言えます。

膣挿入イメージのポイント

一般的によく聞く話だと思いますが⋯陰茎を強く握りしめながらのオナニーは本当にやめましょう。女性も力を入れ過ぎたものは禁物です。実際のセックスに満足できなくなってしまいます。特に未経験者は膣圧がわからないため、セックスに対する思いの高まりも相まって、加減なしのものへ傾倒しがちです。これはイメージにおいても同じです。あまりきついしまりをした女性器や、現実的にあり得ない大きな男性器はイメージしないことを推奨します。現実でセックスする機会がやって来た時⋯こんなものかとガッカリすることでしょうね。ただし、いわゆる名器のイメージを膨らませるのは一向に構いません。力より感触を重視したイメージを心がけましょう。女性の場合、平均的なサイズをした陰茎で満足できるよう心がけましょう。大き過ぎるものは本当に禁物です。

タルパ作りの本当のはじまりは完成してから

膣挿入まで含めた触覚化に関する説明は、すでに何らかの思念体を所持している人でも、拡張開発、追加設計デザインで踏襲すべき内容になると思います。一度、完成させたタルパでもあっても、外観に大きな変更がなければ、触覚や味覚、嗅覚などの不定形な概念、感覚等は後からいくらでも追加可能です。訓練は一度限りのものでもありません。この先、何度も再訓練して育成強化していきましょう。当然、性格もある程度、矯正して行くことは可能です。性格は一度の設計と訓練で完成しません。完オートに至っても慢心せず、たまにそうした大掛かりなメンテナンスを行い、タルパを改良して構わないと思います。性急なやり方は禁物です。じっくりとよく考えながら再設計、訓練の計画を立てて実行に移して行きましょう。それには当然、性生活やセックスも含まれます。

もちろん、タルパとの日々の共同生活を通じて、タルパも所持者と一緒に少しづつ成長しております。しかし、現実の人間側の人生がそうであるように（進学、資格取得）、タルパ育成にも年単位の大きな節目を設けた方が良いと思います。

はじめてのタルパ作りはマインドパレス内がおすすめ

とりあえず、タルパの容姿を設計デザインで決めたら⋯まず、両手を使い、タルパの原形ともなるべき体を、気で練り上げるように形成、装飾して行きます。パントマイムでエア友達の体を触る真似事をするように、タルパの頭から足先まで撫でまわすように練り上げていきます。現実空間でやっても構いませんが⋯できれば、アストラル投射による明晰夢、つまり、マインドパレス内で実践した方が良いです。幽体離脱による方法でも構いませんが、明晰夢の方が現実との区別も付けられますし、深層意識にしっかりと根付いてくれます。いずれにしても、これから初めてタルパ作りを始める人は、アストラル投射ができるようになってから挑戦することをおすすめします。どうしても難しければ、ただの空想でも構いませんが、セックスのシチュエーションでないと難しいと思います。

念のための注意書きですが、ここで言う明晰夢と幽体離脱は、白昼夢を基本にしたアストラル投射としてのものになります。就寝中、偶発的に体験するものとは違うものになります。また、空想のみで実践したい場合、タルパとセックスしているシチュエーションでないと、タルパの身体は実感化しづらいと思います。周り道となりますが、そのままチャネリング、再訓練プログラムを踏襲して行けばタルパは完成します。

明晰夢と幽体離脱の違い

従来は現実空間を背景に、気でタルパの体を練り上げて、変性意識で訓練を行い、通常意識でその存在感を現実空間の中へ常態化させて行きますが⋯タルパの体の錬成や訓練は一貫してマインドパレス内で行い、存在感は脳裏で覚えるようにさせましょう。この場合、タルパはマインドパレス側に引きこもっているので、必要に応じて脳裏に出て来てもらう関係になります。マインドパレスを作らない＝明晰夢でなく幽体離脱でタルパとセックスしたい場合、とりあえず、従来の方法で作り、通常意識では脳裏で存在感を覚えるように常態化して行くしかありません。現実空間を背景に視覚化するのは難しいため⋯ぶっちゃけ、多くの挑戦者はそのような中途半端な状態に落ち着いていると思います。しかし、今後はその状態で良しと割り切った方が良いと思います。

幽体離脱のやり方を選んだ場合でも、マインドパレスは後から追加開発できます。そこをタルパの定位置に変更できます。当方が提唱するマインドパレスは、元々は、従来方式のタルパを精神世界に完全隔離して、現実との区別を明確にさせるのが目的です。精神疾患による病理的幻覚症状との区別化と、何らかの理由でタルパと距離を置きたくなった場合の対処法も兼ねます（将来、再会することも可能）。