黎明期のタルパ界隈で共有ダイブが持てはやされた理由
前回の続きや。なぜ、黎明期のタルパ界隈で⋯
タルパとセックスする技が確立し得なかったのか？それは触覚が視聴覚レベルの記憶情報と性質を大きく異にしていたからと言えよう。
視覚化や聴覚化のための記憶情報は⋯
見る、聞くと言った間接的な認知で学習できる。しかし、触覚は実際にそのものを触れると言った直接的な行動からでないと学習しづらい。
触覚は光、音とは違うからな。
空想だけでイメージするのは難しい。つまり、現実で実際にセックスした経験がないと⋯理屈だけではどうにもならんと言う訳や。
つまりのつまり、黎明期のタルパ界隈民は童貞率が高かった⋯
そう推察できる。まぁ、そう言う境遇やったからこそ⋯幽霊とでも構わんからセックスしたかったんやろな。
しかし、触覚化の考察、開発は⋯童貞では難しい。
また、オカルト界にはチャネリングFUCKやアストラルセックスと言うもんが確立されておったが⋯
それらの技も⋯基本、現実での性体験を再現する技や。
幽体離脱できたとしても童貞には難しい。せやから、黎明期のタルパ界隈では見向きもされんかったんやろな。
たしかに⋯その点は不自然に感じておった。
黎明期のタルパ界隈でチャネリングFUCKやアストラルセックスについて議論されていた様子がまったくない。
そもそも、幽体離脱自体が難易度の高い技であったため⋯
とりあえず、タルパとのセックスの可能性を高める、最短で実現させるため、浮き草氏がダイブを提唱したんや。
しかし、それでも触覚だけはどうにもならんかった。
当時は触覚化に関する考察はホンマに皆無な様子やったもんな。そうなるとどういう結果に行きつくと思う？
せやな。そうなると、触覚不要なセックス⋯
テレフォンセックスに活路が見出されるのは自明の理や！！なるほど、ダイブでセックスできるはずなのに⋯
共有ダイブで性的な行為が求められ始めたのはそれが原因か！？
通常ダイブで満足の行くセックスが実現できないので、触覚を気にする必要のないセックスに希望を見出そうとしていたのか。
なるほどなるほど⋯なんか、面白くなってきたな。
ダイブの利用目的はセックスやもんな。つまりのつまりのつまり、通常ダイブすら⋯うむ、そういうことか。
