Young Heso Wright ~翻訳の迷宮~ 冒険のロマンス

博士のヘソス宮殿のダンジョンを探索する旅に⋯⋯
思わぬ同行者が現れた。美しい金髪ロングヘアの麗しい容姿をしたエルフの美女、イワナマヤだった。
彼女の魔法でダンジョン内の魔物はあらかた駆除できるようになる。
「じゃ、約束よ。ヘソ博士」
「もちろん的だよ。僕はタルパ作りの真理(聖典)を手に入れる⋯⋯そして、君は僕をガードしてくれる代わり的に新しい魔法を手に入れる」
これからダンジョン内を探索する⋯⋯長い冒険の時間が始まる。
まぁ、ダンジョン内は薄暗いことですし、二人の間で何か起こりそうな予感を感じさせますね。
とりま、今、再び⋯⋯
ヘソライト博士はヘソス宮殿の地上開口部の前に立つ。
「さっき、博士が大きな声で叫びながら、ここから飛び出して来た時は驚いたわ。初っ端から一体どんな魔物と遭遇したの?」
「驚かせたよう的ですまない⋯⋯」
「とにかく、私たちの利害は一致したわ。さぁ、中へ入りましょう。あなたはタルパの真理が書かれた聖典を手にする。私は新しい魔法を手に入れて⋯⋯今よりもさらにもっと強くなる」
「そうだな」
ヘソライト博士は両手を腰にあてて、開口部から奥のダンジョン内に視線を向ける。しかし、その瞳はどこか不安げだった。
「不安?大丈夫よ。私はこの世界で最強の魔法使いエルフよ。ところで、入って早々に出くわした魔物はどんなヤツだったの?」
「うん、それが的⋯⋯スライムなんだ」
「えっ?スライム?あなたが腰からぶら下げている斧で倒せるでしょ。スライム如きに魔法なんて使うまでもないはずよ」
「いや、それが⋯⋯僕の腰からぶら下げているコレ的とは別のアレ的じゃないとダメなスライムなんだ。僕には⋯⋯その的、ちょっと⋯⋯」
「まぁ、いいわ。時間はそう経っていない。まだ、すぐそこにいるはずよ。私がちょっと様子を見て来る。そこで待ってて」
「ああ、すまない的⋯⋯たのむよ」
イワナマヤは金髪のロングヘアを靡かせながら、つかつかとダンジョン内に進んで行き、暗闇の中に消えた。
その直後⋯⋯
「キャアアアアア!!!!なんなの!?!?このやらしいものは!!!!」
奥の方からイワナマヤの金切り声に近い悲鳴が鳴り響くと同時に、第一級攻撃魔法レベルの閃光がヘソ博士の視界を一瞬で奪う。
つづく