人工精霊の作り方「運の光」あとがき

肉体を持たない「不可視の存在」との性的交流について述べて来た。

誰だって恋愛してセックスしたいだろう。性欲は三大欲求の一つであり、自分らしく生きていために必要となるものだ。

もちろん、人にはそれぞれ事情もあるだろう。理想的なパートナーと巡り合えない不遇な運命もある。

タルパとの恋愛、セックスで満足しているタルパーもいるようだ。

タルパ界隈は希死念慮を持つ者が少なくない。現実の人生に嫌気がさしてタルパやダイブ界を作り始める者も多い。

せめて、タルパとセックスして生きる勇気と希望くらい再獲得して欲しい。性欲を高めれば⋯軽いうつなんて吹っ飛び、元気になれる。

できれば、セックスの達人となり⋯

現実の人生に再チャレンジして欲しい。現実でも恋愛とセックスを体験して欲しい。こんな言い方をしたら酷かもしれないが⋯

自分で自分が嫌になり、自分で自分を放棄していたのだろう。どうせ、一度、捨てたような命だ。

なら、この先、何をやっても同じだろう？

ダメで元々⋯開き直ってタルパとエロスに目覚めろ。何だか訳もなく元気が出て来て、いろいろやってみたい気持ちに変わって来るぞ。

学業、仕事、趣味、スポーツ⋯人生には多くの成すべき課題がある。性欲の力で大成を成し遂げ、願望を叶えろ。