タルパセックス戦争物語

投稿日 2024.09.14 更新日 2024.10.11
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タルパ界隈を語る上で頻出となるネタがある。2010年の夏に起きたタルパ戦争である。ホロ氏の暴走したタルパをイカせるため、多くの者が共有ダイブによるチャネリングセックスが試みられた。それはカマキリの交尾と同じく、暴れる女性タルパを相手にした命がけのセックスとなる⋯タルパは思念で作られた強力な霊体、生霊みたいなものである。それが暴れた状態ともなれば、地縛霊並みに危険な存在となる。まさに、戦争と呼ぶに相応しい状況だろう。オカルト界における一大大戦となった出来事である。しかし、ホロ氏の暴走したタルパは最初から存在していなかった。実は⋯タルパ界隈住人らによる共有ダイブの実践性に疑問を抱いていた浮き草氏が、ファッションタルパーを炙り出すために仕組んだ実験だったのだ。タルパ界隈は大混乱に陥った。

タルパ戦争の真相

浮き草氏のシナリオとホロ氏の演技に騙され、多くのファッションタルパーが引退に追い込まれた。これがタルパ戦争の真相である。当時、タルパ界隈で合同ダイブによるスワッピング、共有ダイブ空間でのタルパ交換セックスが流行り出していたのだ。さらに、共有ダイブを悪用する者まで現れ、他人のタルパに対するレイプ、誘拐を宣言する不届き者まで現れたのだ。この状況に強い憤りを感じた浮き草氏が、盟友であるホロ氏と相談し、ファッションタルパーを炙り出すための実験を企てたのだ。共有ダイブは⋯占い界隈で言うところの思念伝達を応用した感覚同期であり、一つの特定イメージ、一つのダイブ界を共有し合う行為ではないのだ。いつの間にか、共有ダイブ界なる概念、定義まで出来上がっていた状況に、浮き草氏とホロ氏は危機感を覚えていたのだ。

共有ダイブによるチャネリングセックス

共有ダイブとは、遠隔地にいる二人以上のタルパーが感覚を同期し合う行為であり、一つのダイブ界を共有することはないのだ。得られたイメージもそれぞれのタルパーが別々に感じるもので、まったく同じイメージが共有できる訳ではないのだ。共有ダイブは遠視と言った超能力の類とは別物となる。また、共有ダイブは参加者同士でないと確立できない。心理学的にも催眠、暗示のかけ合いとなるので、一方的な共有ダイブは不可能である。これが浮き草氏の本意とする共有ダイブである。共有ダイブによるチャネリングセックスも、性器や性感帯を活性化させることによりオーガズム獲得の同期に過ぎない。イメージはそれぞれが勝手に持つものだ。顔の見えない、匿名を相手にしたテレフォンセックスみたいなものとなる。また、テレフォンセックスは一人ではできない。

共有ダイブの元祖はテレフォンセックスだった!?

何のことはない⋯共有ダイブは浮き草氏の提唱したものであるが、その原型となるものは昔からあったのだ。テレフォンセックスが共有ダイブの原型、原点になるものと言えるだろう。もしかすると、浮き草氏はテレフォンセックスも駆使できるテクニシャンかもしれない。多くの女性を受話器越しで脳イキさせたのだろう。私自身もプライベートでの特別な事情により、脳イキを今日におけるセックスダイブ、アストラルセックスへ発展させた。いずれも⋯自分の妹との素股、疑似セックスを原型、原点とした感じのものになる。初体験で一般女性との正真正銘の挿入ありのセックスより先に⋯脳イキの快楽を覚えた口ですわ。この詳しい話、経緯は、いずれノンフィクション小説の形で詳しくカミングアウトしたいと思う。浮き草氏やホロ氏ばかりを一方的に弄るのは不公平だろう。

作業的なセックスよりも楽しい脳イキ

余談であるが、私は思春期の頃までに⋯妹とデキてしまったのだ。ただ、妹とは正真正銘の挿入ありのセックスは一度もしていない。過去に一度しようとしたがやめた。それ以来、妹とは全裸で抱き合うだけの、素股と呼ばれる疑似セックスをして楽しむだけの間柄となっている。素股は何度も脳イキできるので、下手な普通のセックスなんかよりも気持ちいい。ただ裸で抱き合い、お互いの性器を表面密着させているだけでイケるのだ。セックスが苦手が世の奥様方は⋯今日から素股で旦那を喜ばすと良いだろう。素股なら生理も関係ないし性交痛もない。最初は旦那も釈然としないだろうが、そのうち脳イキだけで満足してくれるようになるだろう。作業的なセックスなんかよりも、無限脳イキ天国が味わえる素股の方が断然いい。でも、妹以外の女とは普通のセックスを楽しんだが⋯

電話からSkypeで変性意識

妹とはセックスについて議論、考察は続けている。もちろん、妹にはタルパやイマジナリーフレンドのことは内緒だ。逆に言わんほうが変な意識も入らんだろうし、客観的な結果も得やすくなるだろう。てか、言える訳ないわな。そんな感じで脳イキの研究をさらに進め、現行の思念体フィクトセクシュアルへ反映させて行くつもりだ。とりあえず、そんな個人的な話はここまでにしておいて⋯よくよく考えて見ると、テレフォンセックスは共有ダイブの原型とも言える。性的興奮により双方が強い変性意識状態となり、電話を通じて声だけでイクのだ。タルパ界隈の共有ダイブも、Skypeによる音声コミュニケーションを主体としたものとなる。テレフォンセックスとまったく同じ原理と言っても過言ではないくらいだ。違いあるとすれば、本人達以外の存在を感覚する形になる。

時代が追いついた共有ダイブによるチャネリングセックス

テレフォンセックスは男女が行うものだが⋯タルパ界隈の共有ダイブの場合、当然であるがオカルト野郎同士となる。互いの女性タルパをネットを介する形で交換、セックスする感じになる。それをすべて男同士でやるのだ。正直⋯アレだろう。だが、時代はLGBT、性的少数派に対する配慮や平等が叫ばれている。タルパ戦争はいまから15年近く前にもなる。そう、早過ぎたのだ⋯もしも、今現在のタルパ界隈で共有ダイブが流行っていたら、状況もタルパ戦争の結果も大きく違っていたのかもしれない。だがしかし、歴史にもしもは禁物だ。でも、なんだか面白そうなので、最後あたりに考察してみたい。とりあえず、今は当時のタルパ界隈における、共有ダイブによるチャネリングセックスだ。以降、ノンフィクション風の再現小説と言う形で描いてみたいと思う。

幽体同士によるセックスは技術的(オカルト・催眠)に可能である

あ、そうそう。本題に入る前にチャネリングセックス、アストラルセックスについて補足しておこうと思う。まぁ、どっちも似たようなものである。現実の肉体を使わずにオーガズムを得ようと言うものになる。チャネリングセックスは肉体と重なる幽体で、外部の幽体とセックスする行為となる。実は浮遊霊との不意なセックスもこれと同じものになる。ちなみに、幽体を体内に委縮させると離人症のような感覚が得られる。これを意図的に行うものがダイブとなるが⋯催眠と言う観点から、電話等を使用すれば遠隔的に行うことも可能であるため、共有ダイブの一要素として混同、誤解されたようだ。アストラルセックスは幽体離脱して、同じく外部の幽体とセックスする行為となる。当サイトでは瞑想による強い変性意識状態による空間識失調、浮遊感を利用したものも含めている。

タルパーA君の場合

僕は〇治大学に通う二十歳の大学生だ。大学ではオカルト研究会に属し、西洋魔術の研究をしている。降霊術の一種である人工精霊、タルパの錬成に夢中の日々だ。目的はただ一つ⋯あまり大きな声で言える話ではないが、幽体離脱によるタルパとのアストラルセックスだ。しかし、幽体離脱の習得は難しかった。タルパ自体は意外とかんたんで、僕好みの容姿をした美少女のタルパを作り出すことには成功していた。視覚化済みで半オート状態にまで至っていた。あと数カ月もすれば完オート状態になるだろう。とりあえず、彼女との共同生活は続いていたが⋯視覚化と自動化だけでは、彼女とのセックスは叶わない。完全な五感化を得るには幽体離脱の技は必須となる。僕はそれに苦心し続けていた。そんなある日、僕は浮き草氏の提唱するダイブに希望を見出す。

タルパーB君の場合

俺は〇應大学に通う二十歳の大学生だ。大学ではオカルト同好会に属し、人工未知生命体、チベット密教の秘奥義として知られるタルパに夢中だ。美少女のタルパを作り出して⋯まぁ、そのなんだ。そいつとセックスがしたい。それが目的だ。悪いか?別にいいだろこのくらい。とりあえず、俺好みの容姿をした美少女のタルパを作り出すことに成功した。視覚化、自動化ともに完璧だ。しかし、肝心要となる幽体離脱がなかなかできず苦心している。タルパは幽霊みたいなもんだからな。俺自身も幽体にならないとタルパとのセックスは叶わない。そんなある日、俺は浮き草氏の提唱するダイブと言う技に着目する。こいつでなら⋯できそうだ。タルパとセックスができる!俺は歓喜した。俺はその日から浮き草信者になった。ホロと言うヤツとも仲良くなった。

盟友ここに誕生する

A君とB君⋯この二人の男子大学生は、浮き草氏一党率いるグループの中で知り合い、打ち解け、互いにタルパとのセックスについて語り合うようになった。同じ都内の大学に通う学生ともあり、オフ会のような感じで他のメンバーともリアルでも交流して行くようになる⋯二人は浮き草氏やホロ氏の助言で、数カ月後にはダイブができるようになっていた。それと並行するように二人のタルパも完璧なまで成長して行く。そして、A君とB君は⋯遂に、自分のタルパとのセックスに成功する。互いにその成功を祝い称え合う。一方、同じグループに少しだけ気になる者がいた⋯C君という名古屋在住のタルパーだった。実際に誰も会った事はなく、男性であること以外は何もわからなかった。タルパ界隈でもそこそこ名の知れた古参タルパーの一人であったが⋯年齢、職業不詳だ。

美少女タルパに対する考え方

美少女タルパを作り上げ、セックスすることに成功したA君とB君⋯しかし、この二人に過酷な運命が待ち受けていた。その話はまだ先となるが、それを予感させる出来事、人物がC君だった。浮き草グループの中では最古参であったが、誰もC君の実態について知る者はいなかった。分かっていることは⋯C君も美少女タルパを作り、ダイブでセックスを楽しんでいたと言うことだけだ。そして、ある偶然の一致がA君とB君を大きな災いに巻き込む原因となる。C君を含めたこの三人の共通項は版権タルパで、それぞれ違うキャラクターではあったが、同じアニメ作品の登場人物をモデルに作られたものだったのだ。浮き草グループの中で、A君とB君は⋯C君との意味深な交流を深化させて行く。ある日、C君から奇妙な提案をされ、二人はその魅力ある内容から次第に心を奪われて行く。

合同ダイブによるスワッピングの提案

スワッピングをしないか?ある日、A君とB君の二人は、C君からそんな提案をされた。同じタイミングで一斉ダイブすることで、遠隔地にいる他人のタルパとチャネリングセックスすることが可能だと言うのだ。三人で合同ダイブして、それぞれのタルパと交換セックスしてみないか?そんな提案をして来たのだ。もちろん、A君もB君も最初は憤るように断った。自分の大切なタルパを他人に穢されたくない⋯しかし、C君はそれに対してこう指摘して来た。そもそも、自分たちのタルパはアニメ作品の登場人物がモデルであり、ネット上で公開されていたあられもない二次創作イラストを参考資料にしていたはずと指摘して来た。タルパを知るまで⋯それを自慰行為のおかずにしていたことはなかったのか?そんな鋭い指摘までして来た。心あたりがあっただけにA君とB君はたじろぐ。

抱き枕カバーとタルパの違いについて議論する

二次創作イラストは世の男性の希望で、二次嫁と称して愛でる者は多い。それはタルパ界隈の人口の比ではない⋯ぶっちゃけ、一般人からして見たら、卑猥な抱き枕カバーとタルパの違いは然程ないだろう。この件について三人は激しい議論を交わし続けた。途中、熱が入り過ぎてケンカに近い状態となるも、A君とB君の二人がC君との議論を繋ぎ止めたものは、他のキャラクターともセックスしてみたい好奇心があったこと⋯そして、何よりもC君の鋭い指摘により、自分たちの版権タルパの貞操を守ろうとする姿勢は、まるで処女信仰に囚われた見苦しい童貞の主張と同じで、これまでの自分たちの行いと矛盾していることに気づかされたからだ。それが決して図星でないことを誇示したかった。現実のものと勝るとも劣らないセックスを楽しんでいるんだ!そう主張したかった。

突然の合同ダイブ

とうとう、A君とB君は⋯C君の提案に乗ることを決めた。複雑な心境であったものの、他の美少女キャラクターともセックスしてみたい⋯その好奇心にも負けたからだ。また、C君の挑発で危うく(現実では)童貞であることが露見しそうになり、経験の豊富さを誇示することで見栄も張りたかった。ちょうど、Skypeで議論していたため⋯早速、試しにやって見ようと言う話になった。A君とB君はドン引きした。心の準備もまったくできておらず、C君の誘いを躊躇った。しかし、C君はまるで畳みかけるかのようにこう述べて来た。本当にタルパがいるのであれば⋯今そばにいるよね?今からでもできるよね?この言葉に対して固唾を呑むA君とB君⋯もう反論できる余地がない。しばらくすると、C君のガイダンスがはじまる。もはや二人はそれに従うより他なかった。

野郎どもによる気色の悪い声が木霊する

しかし⋯よくよく冷静に考えてみたら、具体的にどうやるのか謎だった。今はただC君のガイダンスに従う他なかった。しばらく、C君の呪文のような言葉が延々と続く。恐らく、催眠効果のあるものだろう。そして、A君とB君は気づいてしまった。これって⋯ただのテレフォンセックスじゃね?しかも、男同士の演出によるものだ。だがしかし⋯もう、後戻りできない、中止できない雰囲気に包まれていた。数分くらい経過しただろうか。C君はA君に自分のタルパと⋯B君にはA君のタルパと⋯セックスするイメージをするよう指示を出して来た。そして、C君はB君のタルパとセックスした。だが⋯だがしかし⋯A君とB君は、これが存外に心地良いものに感じられ始めた。さらに数分後が経過⋯そして、三人は絶頂に達した。Skypeで野郎どもによる気色の悪い声が木霊する。

悪用され始めたダイブ

A君とB君、そしてC君の三人は⋯早速、タルパ界隈に向け、共有ダイブ成功の宣言をする。合同ダイブにより遠隔地に離れた者同士でタルパを送り合えたことを報告する。しかし、これを冷淡な目で見つめていた者がいた⋯三人の師匠、先輩にあたる浮き草氏とホロ氏である。そもそも、三人のタルパはデザインが公にされている版権タルパだ。共有ダイブを通じてタルパを送り合えたのは錯覚に過ぎない⋯そう睨んでいたのだ。そして、懸念されていた事態が起きた。ダイブを悪用する者が表れたのだ。一方的なダイブにより⋯他人のタルパに対してレイプ、誘拐を宣言する不届き者まで現れたのだ。どうやら、犯人はC君らしい。そんな噂がタルパ界隈を駆け巡った。これに驚くA君とB君⋯そう、この二人にも疑惑の視線が集まり始めていたのだ。

創世期におけるタルパ界隈のイラスト事情

タルパ界隈はイラスト絵師が本当に多い⋯しかし、これはタルパ戦争以降、ライト層の増加に伴い顕著となった傾向だ。浮き草氏やホロ氏、サラシナ氏など、コアなオカルト屋が活躍していた時代には、あまり見受けられなかったムーブとなる。自分の作ったタルパに関する表現方法は、もっぱら文章によるものがほとんどだった。実際、タルパ戦争以前のタルパ関連のイラストなんか皆無だ。広島弁のあのお方の春画的なイラストくらいではないか?それはともかく⋯互いに相手のタルパのイメージを想像して、思念を共有し合うのは⋯これらの前提条件からして困難を極めるものとなる。A君、B君、C君は、浮き草氏やホロ氏からして見れば、荒唐無稽なもの以外の何者でもなかったのだ。デザインが公にされている版権は、一つのイメージを共有している錯覚を生み出しやすい。

運命の7月30日

ホロ氏のタルパ暴走に関する噂がタルパ界隈を駆け巡った⋯その後、浮き草氏により事態の詳細な説明がなされ、タルパ暴走により意識の半分がダイブ界に取り残されたままの状態となったホロ氏を、合同ダイブにより救出しようと提案がされる。功名心に駆られたC君が真っ先に名乗りを上げた。そして、A君とB君も自分たちの共有ダイブを立証、汚名挽回のチャンスとばかりC君の後に続くよう賛同の意思を示した。A君やB君と似たような立場、境遇にあった者も多数続いた。こうして浮き草氏により⋯タルパ界隈で壮大な実証実験が仕組まれた。合同ダイブのホストは言い出しっぺの浮き草氏が務めた。A君とB君は⋯浮き草氏のガイダンスはC君のものと然程変わらなかった感じから、今回も余裕にダイブ共有ができると慢心した。そして、悲劇は始まった⋯

参加者同士で食い違うイメージ

誰がホロ氏のタルパを最初にイカせることができるか⋯程なくして、参加者同士による小競り合いが始まった。それに対して細い目で見つめる浮き草氏とホロ氏⋯ホロ氏が言う暴走したタルパは最初から存在していない。また、文章のみによる完全オリジナルのものであったため、当然、参会者同士によるイメージの食い違いが発生し始めた。ホロ氏のタルパは⋯ある者はエルフの金髪美少女、ある者はツインテールのロリ娘、また、ある者は⋯ホロ氏のタルパは、実は可愛い男の娘であったと主張し始めたのだ。そして、自分こそがホロ氏のタルパと一戦を交えたのだと唱え始め、互いに譲ることはなかった。盟友であったはずのA君とB君の二人も仲間割れを起こす始末だった。浮き草氏のグループは一気に暴走し始め、瓦解へ向けて突き進み始めた。

暴露された真実

呆れ果てていたホロ氏だが⋯潮時と判断し、タルパ暴走が鎮圧され、ダイブ界から解放される演技を始めた。参加者同士の争いはヒートアップして行った。そして、程なくして浮き草氏とホロ氏が真実を暴露する。いや、その前に⋯ホロ氏の余興が行われる。実は自分はブス専で、お前らが夢中になったタルパはこんな感じだよと⋯まるで子供の落書きのようなイラストを自身のSNSアカウントで公開した。それを見た参加者らはドン引き⋯あれは確証ない、ただの遊びに過ぎなかった、自分は知らないと言い訳を始めた。直後、ホロ氏はうそピョ~ンと言い放ち、問題のタルパは最初から存在せず、全部シナリオ⋯つまり、作り話であることを暴露した。その後、A君もB君もC君も⋯タルパ界隈から姿を消した。当時を証言できる者が一人も出て来ないのは⋯こうした特殊事情からだ。