タルパの存在性と初体験セックスの融合仮説
マスコミの言うことなんか信じるな。若者の〇〇離れなんて⋯ありゃマスコミの社会に対する煽りに過ぎない。あまり間に受けない方がいい。多くの若者は恋人を作るしセックスもしている。初体験の平均年齢は、むしろ時代と共に低年齢化している。そして、なんだかんだ将来は結婚する。タルパ界隈の一部のメンヘラが悪目立ちしているだけで、実は多くのタルパ界隈民が、現実での恋愛に目覚め、人生で初めてのセックス、初体験を済ませていると思う。すでに他記事でも触れた点になるが⋯初体験は10代後半から20代前半に集中する。タルパ界隈の住人が20代中盤以降から急激に減って行くのは、現実での性事情と何らかの関連性があると見ている。タルパ界隈でよく見かける出戻り組も、現実でのそうした方面での出来事がきっかけである可能性が大きいと見る。
幼児性欲を追体験するタルパ作り
タルパを作り出すためには⋯瞑想やダイブ、アストラル投射等の技を用いて、変性意識状態となり深層意識にアクセスする必要がある。そうでなければ、無意識の集合体である思念体の自動化や視覚化、触覚化などの五感化は不可能だ。そんな大前提、基本知識的な話はともかく⋯深層意識の世界はあなたがこの世に誕生してから作られたものでもある。それは地層のように延々と積み重なっているような感じだ。そこにはいろいろな無意識、過去の忘れ去られた記憶が埋没している。当然、深い底の部分に近づけば近づくほど、幼児期に体験⋯幼児性欲で覚えた記憶情報であふれている。それが現時点におけるあなた自身の性格や気質の基礎であり、自分らしさを体現している元となっている。タルパ作りにおいて⋯それらの記憶情報との交錯は避けられないだろう。
タルパの無意識化訓練は幼児性欲から大人の性へ転換する作業
タルパ作りに挑戦しようと考える人の多くが⋯幼児性欲を脱皮して、大人の性に目覚めた思春期以降の人になると思う。正しい性認識が培われ、男と女の違いをよく意識していると思う。それまで、白馬の王子様を待ち侘びる乙女、赤子はコウノトリが運んで来るものと思い込んでいた自分から卒業していると思う。ただ、誤解ないように補足しておくが⋯現実逃避的な姿勢から白馬の王子様とのロマンスを夢見るのがダメで、白馬の王子様とセックスする妄想は大いに推奨したい。それを現実での恋愛やセックスに転換できれば問題ないだろう。話を元に戻す。タルパ作り⋯厳密には無意識化のための各種の訓練(自動化、視覚化、触覚化等)は、幼児性欲を無意識に追体験するプロセスとも言える。完オート状態と言う大人の性の確立を目指す作業になるものと考える。
心理学の観点から性やセックスを真面目に考える
大人の性と言うと⋯何かいやらしいものをイメージするが、ここでは男性らしさ、女性らしさを追求した結果として、自分らしさを確立した状態を指す。そして、責任と自覚ある自律的、主体的な行動ができる人間として成長して行くまでの過程となるのだ。心理学の観点から性やセックスに対して、広い視点、考えを持って欲しい。性欲は人間の根源である。とは言うものの、男女の駆け引き、恋愛は本当に単純ではない。性行為は相手との合意の上で行うものだ。それはタルパも同じ⋯セックスを目的にタルパを作っても、タルパがそれに応じてくれるとは限らない。まぁ、それは各々で悩んでくれ。その悩みはいずれ自分を強くさせる糧、源泉、勇気となる。悩み抜け。あー四十路目前でそれに気づいたメンヘラはもう手遅れなのであきらめろ。恋愛は若いほど有利なのが当たり前。
タルパ消去に対する疑問
タルパは不可逆的な行為であり、原則として一度でも完遂させたならば、もう後戻りはできない代物となる。消去は不可能である。一生を共にする覚悟がないのであれば、タルパ作りはやめた方がいい⋯まぁ、これは本当に原則論だが、個人的には消去はほぼ不可能に近いと考えている。てか、タルパとはそう言うものだ。しかし、タルパ界隈を観察していると、たまにタルパを消したと言う者を見かける。その場合におけるタルパは本物のタルパでないと言えるだろう。原則と言うか厳密な意味としてね。思念体としてのタルパではなく、本当にただの妄想、空想遊びであったのだろう。だが、一概にそうと言い切れない側面もあるように感じる。恋と言うのは本当に唐突だ。現実である日、恋人ができてしまうことは多々ある。タルパに与える影響は大きいだろう。
タルパの存在性とセックスの関係性
タルパ作りを通じて、作り手となる本人が幼児性欲を追体験しながら、思春期までの過程を再学習するのだと思う。特に自動化は想定通りに行くことは絶対にない。それによる葛藤や苦心のような感情に対する思いは、幼児性欲を大人の性へ脱皮させるための過程と酷似していると言えよう。同時にタルパに対してそれを投影することにより、あたかもタルパが一つの独立した意思を持つ存在、自分らしさを獲得して、自我を醸成して行く様子に受け捉えることができるのだろうと思う。当然、男性的要素、女性的要素も強く意識して行くことだろう。セックスが目的でない場合のタルパ作りにおいても、このような心理は確実に働いているものと考える。広い意味で考える性やセックスに対する思いが無意識として、あなたの深層意識へ潜在的に組み込まれるのだ。
初体験によりタルパが深層意識へ潜伏して姿を消す可能性
これも他記事で述べた点になるが⋯タルパと言う架空の生命を作り出す行為自体が、生命の基本原理たる生殖の代替行為に当てはまるのだ。新しい命を生み出すには、まずは雌雄が交わる必要がある。別にタルパは種の存続が目的でないから、タルパ作りとセックスは関連性はないと反感を覚える人がいるかもしれない。人はどのような形であれこの世を生きた証を残したがる本能がある。訳ありの人が多いタルパ界隈を観察していると、その最後に残された手段としてタルパにすがっている人が明らかに存在している。もちろん、全員とは言わない。上でも述べた通り、多くは現実で恋愛をしてセックスをする。そして、現実でセックスを体験すると、タルパの存在性が一気に崩れ去る可能性が出て来る。消える訳ではないけど⋯深層意識へ潜伏してしまう可能性があると考える。
タルパ界隈の問題児をプロファイルして行くと⋯
余談となるが⋯昨今、子供みたいなバカな大人が本当に増えた。昔では考えられないような事件も多発している。まぁ、一番多いパターンが肛門期での育児失敗に起因したものだろうな。幼児の排泄トレーニングは本当に重要だ。ここで失敗すると⋯以降、高い確率でわがままな性格へ成長して行く。また、男根期にかけてまで家庭環境が不遇、不安定だと、タルパ界隈の惚気アンチにみるような可哀想な人たちへ成長して行く。暖かい裕福な家庭を妬み、恋愛とセックスに対して否定的な感情を持つようになる。タルパ界隈に足を踏み入れたなら、必ず知ることとなるが⋯神様タルパーと呼ばれるメンヘラ女性も、幼少期に機能不全に近い家庭、生活環境で育った可能性が高いと見ている。エレクトラ・コンプレックスに基づく性衝動、歪んだ性認識による問題的行動とも考えられる。
初体験は意識状態を大きく変える
話を元に戻そう。人生で初めてのセックス、初体験は意識状態に大きな変化をもたらす。タルパ作りで積み上げた集合無意識はすべて一瞬で上書きされる恐れがある。そのくらい衝撃的な出来事となる。初体験は幼児性欲を脱皮して大人の性に目覚めた者の集大成的な行為だ。ものの例え方は非常に悪くなるが、女の子が初経を迎え、母親になるための体へ変わって行くように⋯新しい人生観や価値観を獲得して、精神的に一人前の大人として変わって行く契機となる。精神的な成人式だ。よく、結婚している人は落ち着いていると言われるが⋯厳密にはセックスにより自我の安定感を養っているからだ。結婚している人でもどこか落ち着きのない人は性生活が上手く行っていないと思うし、未婚でもセックス経験が豊富な人は本当に肝が据わって落ち着いていると思うわ。
初体験で具体的にどんな影響があるのか?
タルパ作りはフロイト心理学に基づく幼児性欲の追体験と述べて来た。ただ、タルパを作る現実の本人は、すでに思春期以降を過ごしている。現実の肉体や精神は一通り、大人の性を自覚した人間として完成しているようなものだ。あとは初体験を済ませるだけ、セックスをしてみるだけだろう。恋愛感情も芽生え異性との交流に頑張るだろう。普通は⋯しかし、タルパ作りを本質的には生殖の代替行為とも述べたが、人間は他の動物と違い高い知性と繊細な感性を持ち得る、高等かつ社会的な生き物だ。恋愛の代替とも言い換えることもできるだろう。タルパ作りは⋯意図的であれ無意識であれ、現実での恋愛やセックスに向けた準備的な精神領域としての役割も十分に果たすものとも考えられる。つまり、現実での恋愛やセックスの体験記憶が通り抜けやすい類似思考回路になり得るのだ。
タルパ界隈で出戻りが多い理由
初体験時のセックスともなれば、そこを一気に突き抜けて行くだろう。タルパが存在していた記憶は上書きされる。ただ、上書きと言っても消える訳でもないだろう。厳密には融合となる。タルパ作りを通じて積み上げて来た無意識と現実でのセックス体験の記憶が融合するのだ。そして、現実で失恋を迎えると⋯その回路が以前のタルパのものに返り咲く形になると思う。だから、タルパ界隈の出戻り組は現実で失恋して戻って来た可能性が高いと見る。実際、まるで思い出すようにタルパを語る者もいる。まぁ、以上は推察であり持論となる。まだまだ研究の余地はあるだろう。タルパ界隈住人が20代中盤から急減する点、何度もタルパ界隈を出入りする者が10代後半から20代前半にかけて目立つ様子から、現実での性事情、恋愛やセックスが深く関係しているものと見ている。