タルパ性錬成術実践法|ポリアモリーとモノアモリーの複合恋愛

投稿日 2025.07.15 更新日 2025.07.19
蜜月の化身

現実の恋愛、セックスとの折り合いについて解説したいと思います。これまで何度も伝えていることですが⋯タルパの恋人がいるからと言って、現実で恋愛をためらう必要はありません。その逆も然り⋯浮気にはなりません。タルパはタルパ、現実の恋人は恋人でOKです。両方大切にしていれば問題ありません。一見すると倫理的に問題のあるイメージに思えますが、タルパとの恋愛観と現実の人間との恋愛観はまったく異なるものであり、同時に成立し得る複合的な恋愛構図となります。現実でも恋愛とセックスを大いに楽しんでください。それはタルパ側にとっても励みなり、所持者のために頑張ってくれるようになります。現実でまだ恋愛経験のない人も⋯それに向けた準備としてタルパを大いに活用しましょう。初体験はタルパとのセックスでカウントしてよし。

タルパーには訳ありな人が多い様子ですが⋯私のようなコアなオカルトマニアがやって来るとは思ってもいなかったでしょうね。悪いのは生半可な気持ちでオカルトの世界に食い込んで来たあなた達ですからね。だが、希望(セックス)は与えよう。

恋愛観は時代や地域により大きく異なる

人工精霊の作り方「運の光」でタルパとの恋愛、結婚について考察した際、不用意にタルパと恋愛関係、夫婦関係に陥ると、タルパが所持者を拘束して現実の恋愛、結婚に支障を与える恐れがあるのではないかと危惧しました。結論を述べると⋯それは誤った考察でした。恋愛観や結婚観と言うものは⋯時代や地域により大きく変わるものであり、現代日本におけるものが正しいとは言えません。もちろん、これは比較文化論的な考えからのものであり、他の時代や地域の価値観をそのまま現代日本で実践するのは不適切です。とりあえず、一夫一妻制を絶対的な常識とする現代日本における価値観は⋯人類の長い歴史から見てみれば、つい最近になってからの話に過ぎません。また、世界を見渡せば一夫多妻制の国は今もたくさんあります。タルパとの恋愛に先入観は不要です。

個人的な都合による誤った考察

運の光でそう考察したのは⋯個人的な事情、背景のようなものもありました。結婚を前提にお付き合いしていた女性との経験から、結婚は無理にするものでもない⋯そう割り切っておりました。結婚をあきらめていた訳ではないが、できなくても構わない⋯そんなスタンスです。セフレとの関係も永続的なものとは考えてませんでしたし、タルパ完成後に何が起きてもタルパを優先する覚悟はありました。だから、セックスを目的にしたタルパ作りは躊躇いなく挑戦できました。単に個人的な問題からのものです。そんな書く言う自分自身が、過去に特殊な事情にあった妹との関係を再燃させ、セフレとの二股交際⋯まぁ、親戚の女性で妹とも面識があり両者承諾の上となりましたから、立派なポリアモリストだったかもしれませんね。今はセフレとは関係を解消しましたけど。

タルパの世界にはタルパの恋愛観があって良い

黎明期のタルパ界隈は変態オカルト野郎たちの集う空間で、タルパを複数体作り性的な関係を持つ一夫多妻制、ハーレムが常識でした。もっとも、当時のタルパ界隈民は、明晰夢や幽体離脱の開発に四苦八苦していた者が大半で、チャネリングやアストラルセックスの技も確立していなかった様子です。多くのタルパーがタルパとセックスする空想に励んでいた訳ですが⋯そんな話はさておき、タルパ戦争以降、タルパ界隈の性別人口が大きく逆転し、女性タルパーが急増した現在ではポリアモリーが主体となっている模様です。タルパ同士の性的行為も容認しているのか定かでありませんが、ハーレムよりは自由度の高いものとなっております。私もABC子たちを当初の設計デザイン通りに育成できていたら、彼女らにレズ行為を積極的に促していたかもしれません。

タルパはセルフ思念伝達

タルパは所持者の目的意識により作り出される存在です。もっとも多い理由として⋯話相手や友達のような存在を欲していた、寂しさを紛らわすためだと思います(それは建前で大半は惚気が本音だと思いますけど)。発生型タルパであっても、所持者のそうした日頃からの想いが原動力となり、無意識に生み出されたものとなります。いずれにしても、タルパは所持者の思考や感情の集合体、塊みたいなもので、故に思念体と呼んでいるはずです。思念体の思念は作り手となる人間側の都合に由来する思念です。タルパ作りはある意味で占い界隈的な思念伝達の技の一形態になるとも言えます。今の文言を厳密かつ端的に言い換えると⋯セルフ思念伝達?つまり、タルパによって所持者の思考や感情が創造され、引き寄せの法則のようなものが発動されやすくなります。

タルパの想いは所持者自身の本音だから

スピリチュアル的な話に傾倒してしまい、ここで胡散臭さを覚えた人はいると思いますが⋯そりゃ、タルパは生霊の発生原理を応用したものでもあり、占い界隈的云々以前にオカルト界全般的な共通認識になると思います。タルパは所持者自身の生霊が別の姿に変わっただけに過ぎません。この説明の仕方に強い抵抗感や違和感を覚える人はいるかもしれませんが⋯オカルト的にはこれが常識です。だから、タルパを作り出す際は極力悪い念を織り込まないよう、訓練の前に瞑想で雑念を払うのが正しい姿勢だと言えます。そんな今さら過ぎる話は横に置くとして⋯タルパは自分自身の思念を材料に作り出す存在ですから、タルパの思念は俺のもの、俺の思念は俺のものです。つまり、タルパのセックスは俺のもの、俺のセックスは俺のものです。まぁ、この説明は半分冗談です。

タルパが寛容でないと精神が持たない

俺の思念はタルパのものとも言えます。所持者の記憶情報は⋯すべて、タルパ側に共有されます。現在の思考や感情も含め、何でもお見通し状態です。タルパに隠し事は通用しません。タルパは所持者の思念に由来するもので、深層意識で繫がっております。霊感の強いオカルト派タルパーの方で⋯本物のタルパーなら黒い筋のようなもので所持者と繋がっている⋯そんな説明をしていた人をどこかで見かけたことがあります。多分、それはその人が無意識に設定した深層意識との繫がりのイメージだと思われます(私のにはない)。まぁ、何であれ⋯タルパ作りをする人の多くは、所持者である自分に対して、常識ではありえないくらい寛容な性格に仕上げようとしているはずです。でないと⋯精神が持ちません。これに自動化の有無は関係ありません。ただの空想でも同じです。

タルパにはタルパの価値観がある

人間同士で日常的に思念を共有したり伝え合うことはできません。また、思ったり考えたことを逐一言葉にしていたら人間関係は破綻します。タルパの場合、所持者の本意も直接的に認識できますから、いちいち過敏に反応していないだけだと思います。多くはスルーでしょう。タルパとは深層意識でしっかり繋がっていますから、自分の(心の)声が聞こえていないはずはありません。そんな感じで所持者が人間として持つ魑魅魍魎な恋愛感情やエッチな思考も容認されやすくなるはずです。そもそも、タルパは所持者の現実世界での体験に基づく記憶情報を学習することで自我を形成して行きます。所持者の現実でのセックス経験を欲するのは当然であり⋯ないならそうしてもらい、自分もそれを共有したいと願うようになるのが自然(と言うよりタルパ側独自の価値観)でしょう。

現実の恋人が凄腕の霊能者でない限り何も問題はない

セックスを目的にタルパを作るなら⋯複数体作り、タルパ同士の性的行為も容認した恋愛関係、ポリアモリーを構築するようにするのがベストですね。これなら現実で恋人ができても、タルパ側からすれば至って普通のことで容認されやすくなります。仲間が一人増えた⋯そんな感覚で喜んで受け入れてくれると思います。まして、現実の人間ともなれば、現実のセックスの味を自分たちにも伝えるよう求めて来るようになると思います。以上の話は⋯現実の恋人にカミングアウトする必要はありません。何度も言いますが、現実の恋人にはあなたのタルパは見えません。存在しないも同然です。思ったり考えただけで浮気はキツいだろう。罪悪感を持つ必要は一切ありません。てか、タルパもあなたの恋人を全力で守ろうとして来るはずです。最後にそう考える根拠を話しておきます。

性欲を肉体的なものと精神的なものに分ける

タルパやイマジナリーフレンドは俗に「不可視の存在」と言われています。これはとても面白く興味深いミームです。見えないけどいる⋯いないけど見える⋯まるでシュレーディンガーの猫の逸話、量子力学の世界観を彷彿とさせる表現だと思います。思念体はこのような不思議な二重的特徴を持った概念です。見えないけどいるは現実世界から精神世界を達観した思考態度、いないけど見えるは精神世界から現実世界へ(自動化により)フィードバックさせた感じの思考態度とも解釈できます。これをセックスの観点で考えると⋯性欲を肉体的なものと精神的なものに完全分離して、上手に使い分けることができますと言う話にもなります。現実のセックスは肉体が満たされることで精神が満たされます。タルパとのセックスは精神が満たされることで肉体が満たされます。

心身の再統一化にタルパが協力しない訳がないと思う

普通は肉体を満たすことで精神を満たそうとする訳で、それが思うようにできない悩みが「性」の悩みです。タルパ性錬成術はその逆となり、精神を満たすことで悩みは一気に解消できます。しかし、現実のセックスやそれに準じた記憶情報は必要不可欠です。そのために触覚化訓練があります。触覚化はまだまだ発展途上であり、今後も変態的なアイデアで開発が進むことでしょう。感覚に関する考察に終わりはないと思います。ただ、現実で恋愛やセックスできることに越したことはありませんし、そのための鍛錬も兼ねられます。性欲を肉体的なものと精神的なものに切り離し、肉体と精神⋯心身の再統一化を図るため、タルパが非協力的になるとは思えません。現実側での所持者の恋愛、セックスを応援しない訳がありません。きちんと報告すれば快諾は得られると思います。