タルパセックス体育学|フロイト的に見たスポーツと性欲

投稿日 2025.09.01 更新日 2025.09.03
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スポーツマンシップとは何か?残念ながら⋯日本の体育教育、スポーツ指導のあり方には大きな欠陥があると言わざるを得ない。もちろん、中には素晴らしい指導者、コーティングを行う尊敬できる人物もいる。しかし、今夏の高校野球が前代未聞の事態に発展⋯この件に関して本稿で詳細に触れるのはやめておくが⋯野球に限らず、スポーツの各方面で暴力やいじめ、薬物問題や意図的な反則行為と枚挙にいとまがない。わいせつ行為も非常に多い。これら人間的な問題の本質は、解消できない性的欲求不満の代替行為だ。思春期後半ともなれば心身共に安定はして来るが⋯性欲は抑えることに悩むくらい強い。基本的に運動すれば性欲の一部がエネルギーとして消費され、気持ちはかなり安定して来るはずなのだが⋯しかし、真逆の状態を引き起こしている事例が目立つ。

食いものにされ続ける若者のスポーツ

まず、結論から言ってしまうと⋯非科学的なスポ根は肛門期的な性格形成を悪い意味で再追認、過剰なものにしてしまい、思春期本来の性器性欲を不適切な形で発散させるようになる⋯それに尽きると考える。暴力やいじめと言った間接的な形から、どっかの高校の野球部みたいに自分のものを下級生に舐めさせようとする直接的なものまで⋯まぁ、いろいろ歪むと思う。それにしても⋯意図的な反則行為を選手に促したどっかの大学のアメフト部もそうであるが、どういう訳かこの手のスポーツ不祥事にはホモネタも付いて回る。その後、あやしい葉っぱで大問題にもなりましたね。私立ともなればスポーツは花形的な要素であり格好の宣伝材料にもなる。教育マフィアのいい金蔓ですわ。そう言う側面もあり若者のスポーツが悪い大人たちの食いものにされ、荒らされている感じだ。

スポーツで汗をかく意味

中学生は運動系の部活動に入るべきだ。スポーツで汗をかけば性欲は緩和されて、勉学にも身が入りやすくなる。実際、成績優秀な子はスポーツも万能な傾向にある。しかし、高校へ上がると状況は一変する。上でも述べた通り⋯学内のスポーツに商業的要素、宣伝的要素が求められるようになるので、指導する側の大人たちの間で見え隠れする思惑に違和感を覚えるようになるだろう。時に大人たちの学内政治的な言動に呆れるだろう。しかし、穏便な学園生活を望むなら長いものに巻かれるしかない。ただ、そうした悪い大人たちは本音と建前を露骨まで使い分ける。そして⋯多くの場合、感情的な指導方法でそれを誤魔化そうとする。そうした邪な心を持った者に論理や科学的思考は大敵だ。自らの矛盾と向き合わねばならなくなるので、熱意や熱心を装うしかない単細胞と化す。

つづく⋯