TULPA SEX LABORATORY

タルパ界隈のはじまりは⋯今から20年以上も前に遡る。オカルト雑誌「ムー」でチベット密教の秘奥義としてタルパが取り上げられたのをきっかけに、離脱界隈や明晰夢の方面で活動していた者たちを中心に、ある目的のために集まり出し、熱い議論を始めるようになる⋯それが後のタルパ界隈となる。ある目的とは⋯タルパとのアストラルセックスである。ぶっちゃけ、幽体離脱や明晰夢の目的はセックスだ。しかし、美少女の幽霊なんかそうそういるもんじゃない。だったら自分で作ればいいじゃん！！と言うことになる。黎明期のタルパ界隈は本当にエロかったらしい。だが⋯タルパとのセックスに成功した者は皆無であったようだ。多くはタルパとのセックスの空想に耽りながらの自慰行為だけに留まる。そして、いつしかメンヘラの蔓延る世界へ変貌を遂げる。

オカルト界に輝いていた地上の星たち

幽体離脱や明晰夢を実践していたガチのオカルト野郎たちだけあり⋯大半の者がタルパ作りそのものには成功していたようだ。タルパは言うなれば人工的な幽霊であり、誰もがこぞって美少女タルパを作り出すことに心血を注ぐ。次々と成功事例も報告され、名倉で美少女の霊体との邂逅が叶わなかった者たちに大きな夢と希望がもたらされた。だがしかし⋯致命的とも言える難題が彼らを襲い始める。視覚化や自動化の訓練により幽体が見えるようになっても⋯肉体を持たない存在に触れることはできない。触覚化がセックスのできるタルパ作りで大きな障壁となったのだ。どうすれば美少女タルパのおっぱいを揉んだり、合体した時のあの感覚が再現できるのか？オカルト界には霊臭の概念はあったものの⋯女性の股座の匂いと味は、実際にしゃぶったことのある者でないとわからない。

続きは準備中だぜ(`・ω・´)