タルパ官能「夢」小説の書き方

投稿日 2024.07.15 更新日 2024.11.04
Pixabay

セックスダイブ専用のシナリオの書き方から、小説化までの流れを詳しく解説します。タルパやイマジナリーフレンドとセックスするためには、まず、変性意識状態となる必要があります。性的興奮により誘発させた変性意識を利用する形になります。この点は通常のダイブと若干異なります。詳細は後述しますが⋯上手い具合にダイブできたら、後は自然な流れで思念体とのセックスを楽しめば良いかと思います。ただ、まどろむ意識の中で、思い通りに事が運ばない状況になることも多々です。途中でまったく関係ないことをしていたり、寝落ちしてしまうかも⋯しかし、事前にシナリオを作成して、そのイメージをダイブに被せて行くことで、一定の方向性が出て来ます。自動化も促進されやすくなり、思念体とセックスする夢を最後まで見れるようになります。

セックスダイブとは?

最初にあらためて補足しておきたい。セックスダイブは通常のダイブと若干異なる。通常のダイブは明鏡止水な心境となり、異世界としてダイブ界へ潜り、そこで冒険の旅を楽しむ感じとなる。一方、セックスダイブは性的興奮により気持ちを高揚させることで、現実感からの乖離を促す。現実世界から準ダイブ界へスライド、切り替えるように潜る。準ダイブ界とは異世界としてダイブ界(本ダイブ界)と現実世界の中間に設けた小さなダイブ界である。タルパ界隈的に言う従来の内界に相当し、閉じられた部屋のような小さな空間となる。多くの場合、ラブホの一室を思わせる、ベッドルームのような部屋になるだろう。そこでタルパやイマジナリーフレンドとまぐわいの時を楽しむのだ。そのためのシナリオ、台本もあった方が良いだろう。高揚感もより高まり寝落ちも防止できる。

セックスダイブの世界観

セックスダイブ専用のダイブ界⋯準ダイブ界は簡易な構造をした空間になるとは言え、やはり、しっかりとした世界観を決めておく必要があります。また、作成するシナリオは一本だけではありません。複数あるシナリオを連携させて、ダイブ界の自律化(思念体の自動化に相当する概念)を促すためにも、すべてのシナリオの土台となる統一的な世界観を決めておく必要があります。準ダイブ界はその字面の通り⋯元のダイブ界に準じた雰囲気にするのが手っ取り早いです。版権思念体を所持している人なら、その思念体の参考元となる作品の世界観を模したダイブ界を作り上げていることでしょうから、その延長にある感覚をした準ダイブ界で良いでしょう。それか現実世界⋯具体的には現実の自分の部屋と瓜二つに仕上げた準ダイブ界です。自分も実験的に後者のタイプを作ってます。

セックスダイブの具体的な再現方法

今後の思念体フィクトセクシュアル研究の一環で、現実の自分の部屋を模した準ダイブ界を作り上げて用意してあります。まぁ、現実のパートナーと催眠セックスした際、彼女を無自覚にダイブさせる方法(模擬ダイブ)を模索した結果です。今後、いろいろ実験して行きたいです。そんな個人的な話はともかく⋯世界観をしっかり決めたなら、効果的にセックスダイブすることのできるシナリオを考えて行きましょう。FANZAやDLsiteのエロ漫画、フランス書院を参考に考えて行くと良いでしょう。ただし、小説を書く勢いやるのはやめましょう。短編的なシナリオをコツコツ書き上げて行くことで、勝手に一本の壮大な官能作品に仕上がって行くはずです。活字やイラストによる性的なイメージングは意欲を掻き立て、ダイブに適した変性意識が獲得しやすいです。

セックスダイブのシナリオ構成

現実のセックスと同じ流れになります。セックスダイブのシナリオは起承転結の四部構成とします。と言っても難しく考える必要はありません。四コマ漫画でも描き上げる感覚で構いません。文章を書くよりイラストを描くのが得意だと言う人は、本当に四コマ漫画を作ってしまうと良いでしょう。その具体的な内容ですが⋯本当に現実のセックスと同じ流れになります。まず、これからセックスを始める雰囲気を醸し出した上で、前戯へ進みます。そして、本番に入り、最後は後戯で締め括ります。セックスの序盤→前戯→本番(性交)→後戯の四部構成となります。きっちり書かなくてもOKです。箇条書きでも構いません。各構成100文字前後、全体としては400文字程度でOKです。ダイブによる自律化を促すには程度な文字数になると思います。多過ぎるとダイブが難しくなります。

シナリオ(1)序盤

変性意識を誘発させるシナリオになります。所要想定時間は数分程度になります。人によっては10分近く時間がかかるかもしれません。それ以上時間をかけても性的興奮が得られないようであれば、その日はやめた方が良いかもしれません。やはり、どうしても気分が乗らない日もあります。内容的にはタルパとのハグやキスなど、程度の軽いエロティックな行為になります。この時点で触覚はありませんが、性的興奮を得るためのイメージを楽しみます。徐々にエスカレートさせて行きます。タルパの下着姿を眺めたり、最終的に脱衣シーンまで描きます。男性タルパーなら自分の大切なものをしっかり立たせます。数回しごいて刺激を与えると良いでしょう。女性タルパーなら胸部や下腹部でうずきが得られれば良いでしょう。そして、ベットの上に横になりタルパと添い寝します。

シナリオ(2)前戯

誘発させた変性意識をより深めて行くシナリオになります。ここでの所要想定時間も数分程度になります。現実空間の輪郭がぼやけ(視界がエンボスのような感じになる?)、視野狭窄のような状態を感じたら変性意識に入っている証拠です。人によってはモヤのようなものに包まれる感じかもしれません。視線の先にかすかに現実空間は見えているはずです。ここで目は瞑らずに、その状態で準ダイブ界にいるイメージと、その中でタルパと全裸で抱き合うイメージを被せて行きます。激しい眠気に襲われるかもしれませんが、事前に用意したシナリオを被せることで、夢としてそれが見れるようになります。ひたすらタルパと肌で触れ合うイメージです。徐々に触覚を覚えはじめます。ダメ押しにタルパにフェラチオやクンニリングスをしてもらうと良いでしょう。

シナリオ(3)性交

いよいよタルパとのセックスです。オーガズムに達するまでの時間は、個人差や男女差にもよるので、所要想定時間は10~20分程度を見込んでおります。人によりこの時点で体の震えが始まるかもしれません。シナリオと言っても⋯性器の挿入とピストン運動です。ただ、オーガズムを確実に得るためには、タルパの喘ぎ、タルパ側の性的興奮の高まりに関する表現は重要になります。それに向かってあなた自身も性的興奮をさらに高めて行き、タルパと一緒にイキます。現実の人間とのセックスと違って、タルパが所持者側と合わせてくれます。所持者側の性的興奮の高まりが、途中からタルパの性的興奮が高まるイメージと連動して来る感じになります。タルパと愛の言葉でも交わし合うのも良いでしょう。オーガズムに達したら成功です。射精のイメージもしっかりと行いましょう。

シナリオ(4)後戯

変性意識を徐々に解いて行き、現実へ復帰するためのシナリオになります。所要想定時間は数分程度となりますが、意識を完全に通常状態へ戻すため、じっくり時間をかけてやった方が良いです。就寝前であったなら、そのままぐっすりと眠りに就いてください。オーガズムに達した後、しばらく、タルパと抱き合い続け、タルパとのセックスに成功した満足感、喜びや幸せを実感しましょう。そんな感じで、肉体的な欲求を完全に解消して、今度は精神的な高揚感を高めて行くシナリオにします。そうすることで、今後のタルパとの絆もより深まって行くことでしょう。次第に変性意識から通常意識へ戻り始めて行きます。準ダイブ界から現実空間のベットの上で横になっていることに気づいていることでしょう。タルパもあなたとのセックスに満足して笑みを浮かべていることでしょう。

シナリオの連結による小説化

各シナリオは序盤、前戯、本番、後戯の四部構成からなりますが、序盤からの入り方により、その後の全体的な内容も大きく変わるはずです。何よりも各シナリオの世界観(と言うほどでもないか、言うならば性生活感)は必ず統一させておきましょう。そうすることで各シナリオが自然と連携、勝手に壮大な一本の小説へ成長して行きます。一本の小説と言うよりはTTRPG的なものになるかもしれません。もちろん、本番の伴わないシナリオもあって良いと思います。肉体的な欲求を満たすシナリオがメインですが、タルパと精神的な気持ちを高め合うサブ的、サイドストーリー的なシナオリもあって良いでしょう。それをメインのシナリオの前後に設けることで、セックスダイブの世界に感情移入もでき、より質の高いセックスが楽しめるようになると思います。

出会いシナリオがタルパの作り方に変わるかも

当サイトで説くタルパは性的交流、セックスを目的としたもので、SFアニメの世界に登場して来るセクサロイド(セックスを目的としたアンドロイド)にもじりセクサタルパと称しております。また、タルパと後付けをしているも実態はイマジナリーフレンドに近いもので、心象世界でもある異世界としてのダイブ界で作り出すことを推奨しております。ダイブ界は広大な世界でそこには多くのモブキャラクターたちが住んでおります。その中での出会いを描いたシナリオが、今度のタルパ作りの主流になるやもしれません。ある意味で一番興奮するシナリオになることでしょう。すべてのシナリオの起点ともなり、準ダイブ界へ誘い込む口説きのシナリオは、現実の恋愛でも役に立ちます。セックスばかりに心を奪われてもいけません。そうした基本も押さえたシナリオも考えましょう。