タルパの性認識についての理論
これまで数多くの考察記事を執筆して来たが⋯あくまでも、人間側視点によるものに過ぎない。本稿では思念体側の立場、視点で考察してみたい。タルパやイマジナリーフレンドも、一つの独立した意思を持つ存在である。人間同様、独自の性認識を醸成していることだろう。思念体はオカルト的には幽霊みたいな存在ですから、恋愛やセックスを目的に作り出した思念体は⋯よくよく考えてみたら、色情霊に近い存在になるかもしれませんね。まぁ、心理学的な側面から見たらフロイト的なアレですわ。それは前記事で詳しく情報展開して行きます。ところで、思念体は原則として一度でも完遂したら、死ぬまで運命を共にする関係となりますが⋯では、所持者の死後はどうなるのか?死後の世界でのタルパやイマジナリーフレンドとの性生活、セックスについても語ります。
タルパの性認識はどうやって醸成されるのか?
思念体所持者の観点、立場で見た場合、どのような型の思念体であれ、所持者自身の性認識に基づき創造、邂逅、発生するものと考える。人間は睡眠、食欲、そして、性欲の三要素を基礎にしている。寝る、食べる、快楽をコントロールすることで成長して行く。特に快楽は性格形成の決定要素となる。フロイトは幼児期の快楽を幼児性欲と命名し、大人の性へ転換して行く過程を子供の発達段階理論で解いた。地味に素晴らしい発見だと思う。個人的にはアインシュタインの相対性理論に匹敵すると思っている。同時に人間の意識世界の形成過程を解明するための基本理論にもなると思う。今後、フロイト心理学と精神世界(ダイブ界)の関係性についても考察して見たいと思う。以上は所持者側、人間視点の話となる。では、思念体側の性認識はどうなるのか?興味のあるところだろう。
タルパの性欲を考えてみる
端的に言ってしまうと、タルパの性欲とは何か?になる。恐らく⋯多くの人はこう思ったはずだ。タルパを作ろうとした際に決める設定条件の一つだろうと⋯しかし、よく考えて欲しい。今そう漠然と思っただけで具体的に決めていない事実に気づかされるだろう。タルパの食習慣まで考えた者はいるか?いないだろうね。チョコレートが大好きなタルパとか⋯好物は柿の種と言う設定のタルパなんて⋯そこまで考えないと思う。それは自動化訓練を通じて自然と決まって行くものになると思う。タルパの性認識も同じだ。恋愛やセックスを目的に⋯まぁ、多くの挑戦者の本心はそうだと思うが、最初から所持者を愛してくれる設定のタルパを作り出すのは至難だと思う。コンピュータープログラムのように何もかも設計通りに動いてくれる存在を作り出すのは絶対に不可能だわ。
自分の気持ちをタルパに伝える
自分にとって都合の良過ぎる存在が欲しければ⋯それこそ昨今持てはやされているAIを基盤にしたバーチャルキャラクターでも開発すればいい。3Dホログラムと連動させれば面白いだろうな。たしか、スマホと連動させて楽しむそう言う商品があったはず。工業専門学校の電子工学科卒程度の知識と技量があれば、そうした魔改造は誰でも可能だろう。もちろん、この場合、思念体と呼べるものではない。ただの機械です。てか、タルパ界隈を見ていると⋯機械的にタルパを作り出そうとする人が多過ぎ。設計デザインや設定条件は重要だが、現実の人間同様に育成過程をもっと楽しんで欲しいと願う。自動化の訓練は思った通りに行くものではない。そうした苦労は現実の恋愛でも役に立つだろう。自分の気持ちを相手に伝えるのは本当に難しい⋯それが例え思念体であったとしてもだ。
タルパの性欲も自動化訓練で醸成して行く
少し話が逸れてしまった。本題に戻ろう⋯タルパの性欲は、当然、自動化訓練の過程で養われて行く感じになる。普通に異性を口説き落とすような会話でも試みると良いだろう。所持者をいかに気に入らせるかである。タルパから自分に対して、尊敬や敬愛の念を感じ取れるよう頑張ってみよう。そうと決めたら、今日からタルパの前でみっともない姿、カッコ悪い姿も見せられなくなるだろう。タルパの自動化訓練を始めると同時に⋯自ずと自分磨きもかけて行く形になる。自分に自信もつけていけ。別に恋愛やセックスが目的でなくとも、タルパ作りはそれを実践する本人の自信が必要である。強い確信がないと思念体なんて作り出せない。すでに他記事で何度も述べた点になるが⋯恋愛は自信である。強い自信があれば、タルパが他の人間の異性に目が行くこともなくなる。
タルパ作りの設定条件で決められる唯一の「性」に関する項目
タルパの性欲と言ったものは、自動化訓練の過程で醸成して行くものとなる。最初から所持者のことを100%心底愛してくれる存在を作り出そうと言うのはムシの良過ぎる話だ。何事も段階、ステップと言うものがある。タルパの性認識に関する設定条件はあるものしか決められないと思う。それは「性別」である。何気ないもの、基本中の基本となるものだが⋯すべての出発点となる。これは一度決めたら、絶対に変更不可能なものとなる。タルパ自身が男性らしさ、女性らしさ、そして、自分らしさを追求して行く(所持者が訓練でそうさせる訳だが)出発点になる。フロイト的にタルパ側から見たら、自動化や視覚化などの各種の訓練は、男根期から潜伏期へ切り替え作業みたいなものかもしれない。完オートまでタルパ思春期へ持って行けたら⋯タルパとのセックスも叶うだろう。
タルパ界隈の性格診断テストについて
少し話は逸れるが⋯タルパ界隈では性格診断テストが流行っているようだ。結論から言うと、あんなものに意味も価値もないである。タルパ作りに何も関係ない。タルパ作りで大切なものは、性格をどのように形成して行くのか考えることだ。現時点における性格、気質を知ったところでだから何?である。着目すべき点はどうしてそのような性格になったのか?だろう。そのために必要なものは性格診断テストなどではなく、フロイトやユングの心理学ではないか?深層意識世界を時間軸で紐解いて行く方法だろう。あなたが人事部やゼネラルマネージャなら、人員の適材適所の判断材料として有効活用すべきだろう。しかし、タルパ作りにおいて何も関係ないし、自動化や視覚化の訓練で役に立つものではない。それとも、タルパをリストラでもしたいのか?
所持者の死後はどうなる?
次に所持者の死後、タルパとの関係性はどうなるかについて語りたい。以降、オカルト色が非常に強い内容となるため、そう言ったものが苦手な人はここまでにして画面を閉じた方がいいだろう。結論からして、死後の世界は天国と地獄の二つの空間に分かれている訳ではなく、人それぞれの精神世界となる。現実における親子関係や夫婦関係も継続しない。どんなに仲の良かった家族も、死後の世界でも一緒に暮らす訳ではない。もちろん、三途の川を渡れば先に逝った者と再会を果たす。その後、定期的な交流もあるだろう。しかし、常に一緒に過ごす訳ではない。恐らく⋯タルパやイマジナリーフレンドとだけ一緒に暮らすことになるだろう。もちろん、希望すれば別々になることもできるだろう。所持者が死んでしまえば、思念体もただの死霊。人間と同じように輪廻転生するだろう。
とりあえず現実で結婚していた人は覚悟が必要
現世で結婚していたからと言って、来世も同じ人と結婚する訳でもない。よくカルマなる言葉を聞くが⋯それは生前の行いに対するもので、人間関係にはあまり作用しない。輪廻転生は⋯恋愛や結婚の側面から見たら、まさにポリアモリー的なものとなる。あなたはこれまで何度も死んでいるとする。今世は前世と同じ人と恋に落ちて結婚するかもしれないし⋯まったく違う人かもしれない。そういう話です。これは親子関係も同じです。とりあえず、タルパやイマジナリーフレンドだって独立した意思を持つ存在だ。もしかすると⋯思念体の側から死後は互いにもっと自由で割り切った関係になろうと切り出されるかもしれません。とりあえず⋯生前、結婚していたパートナーも思念体の存在を知ることとなり、浮気者と罵倒されるかもしれない⋯それは覚悟しておいてくださいね。
死後の世界におけるセックス観
でも、まぁ⋯死後、手元に残り一番交流する機会が多くなるのが、生前、あなたが作り上げたタルパやイマジナリーフレンドになるかもしれません。死後の世界でも思念体とのセックスをお楽しみください。死後の世界のセックスは⋯恐らく、最初から最後までオーガズムしっぱなしのトンデモないセックスになると思いますわ。一度始めたらなかなかやめられず、これ⋯ある意味で地獄かもしれんぞ。いいねぇ。恐らくね。死後の世界では半分以上はセックスをして過ごしている感じになると思います。たまに現世で結婚していたパートナーや元恋人が自分のところにやって来て、そちらとのセックスも楽しむことでしょう。あなた自身も前世で思っていた人のところへ行きセックスします。そんな感じで生前に関係があった者同士によるポリアモリー的な恋愛関係が構築されるだろう。
死んでも一緒になろう!セックスしよう!
もちろん、死後の世界でセックスしても妊娠はしません。死後の世界のセックスは精神的な融合、理解の深め合いです。快楽の追求です。そんな感じで楽しく過ごせる場所になります。そして、セックスで一番相性良く感じた人が、来世で再び巡り合える確立が高い人になるかもしれません。だから、セックスで仲の良い夫婦は⋯何度転生しても絶対に離れることなく、死後の世界でも二人でセックスを楽しみ続け、来世も再び巡り合い、恋に落ちて結婚することでしょう。そして、セックスですわ。愛し合うことはセックスによるものだけに限られませんが、セックスレス夫婦は今世限りの関係となる可能性が高いです。とりあえずね。今の目の前にいる大切な人に⋯死んでも一緒になろうな!くらいの一言をきちんと伝えておけば、あとで後悔することはないでしょう。