オカルトの世界で精神疾患に対するバリアフリー化は不要
タイトルから私を差別主義者と思うのは勝手だが⋯
結論からして危険だからだよ。統合失調症の人がタルパに挑戦したら、どういう結果になるか想像に難くない。
身体障碍者の方に対する配慮と混同されては困る。
オカルトの世界で精神疾患に対するバリアフリー化は⋯骨折したもんに谷川岳の登頂を勧めるようなもんや。
根本的に比較する次元が違うのだ。
車イスの人でも自由に行き来できるようにするのと⋯統合失調症の人でも気軽にタルパに挑戦できるようにするのとでは話がまったく違う。
これはその他の精神疾患でも同じことや。
適切な治療から遠退かせる行為をわざわざするもんやない。タルパ界隈は精神病んだもんが精神病んだもんを勧誘するから始末に負えん。
まさに負のスパイラル⋯
もちろん、すべてのケースを否定する訳でもない。軽度のうつ病であれば改善効果は期待できるし、パニック障害にタルパは有効だ。
傍らに誰かいるだけで症状が緩和できる。
そう言うケースもある。ただ、変性意識を駆使する技となるので、重度のうつ病、双極性障害や内在性解離、統合失調症はNGや。
まぁ、基準、目安となるのものは「箱庭療法」やな。
医者に箱庭療法やって大丈夫か聞いて、問題とないと言われたなら、タルパに挑戦しても構わんやろ。
箱庭療法は深層心理に迫る行為やからな。
軽度であれば症状の改善が見込めるが⋯重度だと症状がより進行するので禁忌とされておる。
私はタルパ作りにダイブの併用を強く推奨しているが⋯
ダイブ界作りは箱庭療法と同等の行為になるからな。箱庭療法をタルパ実践可否の基準と考えたい理由はこれだ。
ぶっちゃけ、ダイブできんもんに⋯
タルパやイマジナリーフレンドはおすすめできない。絶対とは言わんが、深層意識を自在に操れんもんに思念体は難しいと思う。
精神疾患にある者を安易にタルパに挑戦させない⋯
そんな意図やな。オカルトの世界で精神疾患に対するバリアフリー化は不要や。むしろ、フィルターが必要。
その人にとって有害となる恐れがある希望を与えるのは無責任。
タルパは基本、健全な精神を持ったもんでないと実践は不可能なのだ。それこそ、チベットの坊さんは統合失調症か?