オカルト派タルパーのお酒と煙草の楽しみ方

夢占い師として長らく「夢」の研究をしておりますが⋯夢の中に登場して来る人物の挙動がどうしても不思議でならず、西洋の降霊術に由来する人工精霊やチベット密教の秘奥義として知られるタルパに関心を持ちました。途中、変な人たちとの戦いも強いられましたが⋯これら思念体と呼ばれるものは、夢とまったく同じ原理で動いていることだけは確信しました。とりあえず、睡魔を利用した白昼夢の明晰夢化が現状における最新研究になります。目下の課題は寝オチの防止ですね。まだまだ改良の余地は残されています。私は占いを自分の天職と考えておりますから、死ぬ直前まで考察は続けたいと思います。あと何十年もこんな楽しい生活ができるのかと思うとワクワクして来る。それじゃ本題に入ろう。タルパ界隈住人の精神年齢を引き上げる話をしたい。
本稿は飲酒と喫煙に関する内容が含まれます。法律で未成年者の飲酒と喫煙は禁止されています。何かの間違いでこの記事を目にしている中高生諸君は画面を閉じて欲しい。今は勉学と部活動、彼氏彼女を作ることだけに専念していましょう。
切なるお願い
この記事は飲酒と喫煙に関する考察が中心になります。冒頭での備考書きにもあります通り、法律で未成年者の飲酒と喫煙は禁止されています。十代の青少年諸君は、一時の好奇心からそれらを口にしようようお願いします。二十歳を過ぎれば好きなだけ楽しめます。また、成人タルパーの方もこれら趣向品を嗜む場合は、未成年者タルパーの模範となるよう節度とマナーを守って楽しみましょうね。セックスに関しては⋯ちゃんと避妊さえしていれば、高校生から経験しても構わないと思います。学生時代、酒で無茶をしていたり、コンドーム非着用の初体験をしてしまった自分がこんなことを言う資格はないと思いますけど(後でマジで怖くなったよ)⋯いちおう、一人の大人として言っておかねばならない話だと思います。君たちの健全なる将来のため、未来のためやで。
お酒のオカルト的な意味
酒は古くから世界の各地で神聖な飲み物として扱われてきました。医学の発達していなかった時代、疫病は祟りの一種と信じていた当時の人々により⋯おそらく、経験則的に覚えたアルコールの除菌効果から、神の怒りを沈めたり呪いを退けることのできる、特別な霊的な力の宿ったものと考えたのでしょう。てか、強い酒で除菌を提唱したのはノストラダムスだっけ?うろ覚え。微生物や発酵の概念すらなかった時代、腐らず酩酊作用をもたらす不思議な飲み物へ進化する現象は⋯さぞ、神秘的なものに見えたことでしょう。日本でも古来より様々な神事で酒が重用され、神様へ供物として捧げられたり、神聖な儀式や魔除けなどに、今日まで利用されて続けてきました。兎にも角にもオカルト屋なら酒に興味と関心を持たない訳にはいかないだろう。下戸でも料理に酒は使うだろう。
煙草のオカルト的な意味
古今東西、緩やかに流れる煙には⋯人間の願いや祈りの言葉が乗るものと多くの人々の間で信じられてきました。日本でも送り火をはじめ、仏壇に捧げる線香にはそうした意味がありますよね。煙草も元々、古代の原始宗教、精霊信仰に欠かすことのできない神聖なものとして重用されていました。煙草の発祥地であるアメリカ大陸では⋯先住民族が神々と交信するために煙草を吹かしていました。今日では趣向品として扱われていますが、言霊の門であり「気」の主な出入りとなる口腔から、祈りを捧げたり想い念じながら煙を吹かすことで、人智を越えた存在と強い結び付きを感じることができると思います。今の時代、人々の煙草に対する視線は厳しいものがありますが、タルパ作りにおいて煙草を嗜むのはオカルト的に理に叶った行為だと考えます(思念を自在に飛ばす鍛錬になる)。
趣向品と変性意識
趣向品と変性意識の関係性は深い⋯アルコールによる酩酊は変性意識状態の一種であるし、ニコチンは脳内ホルモンを大量分泌させるので変性意識を誘発させやすくなる。だからと言って、酒や煙草をやりながらタルパの自動化訓練をするのはやめて欲しい。いずれも中毒性と言うデメリットがあり、そちらの方へ傾くリスクが高くなる。あくまでも変性意識状態になりやすい気質、体質へ変えるための大人の嗜みと考え、依存症にならない程度に楽しもう。酒は週末のみ、煙草は葉巻など口腔喫煙に限定した楽しみ方を強くおすすめする。タルパ界隈では水煙草(シーシャ)が流行っているようだが、肺喫煙は依存症になりやすいので要注意だ。個人的に葉巻は年数本しか吸わない。酒にしろ煙草にしろ⋯味と香りを楽しむのが本懐である。アル中を吐露していた自称タルパーは恥を知れ。
嗜好品は自分らしさをより高める
お酒や煙草は⋯生きる上で必要なものではありません。健康上のリスクも高くなるため、それを考えるのであれば⋯基本的に摂取はしないことに越したことはありません。特に酒は百薬の長とも称されておりますが⋯医学界における最新の研究では否定的な意見が多数を占めている様子です。コーヒーもそうです。これらは生命維持に必要ありません。しかし、生きる上での励み、自分らしさを高める心の拠り所になります。一週間、仕事を頑張り、週末に飲む酒は最高です。全身に希望や感動が漲ることでしょう。できるだけ値段の高い高級品を飲んだ方がいい。発泡酒とエビスビールじゃ味がぜんぜん違うし飲んだ時の感動の差も大きいぞ。安酒を毎日飲むより高い酒を週一で飲んだ方が仕事も頑張れるぞ。煙草もそうだ。高級葉巻を特別な日に嗜むことで魂のレベルが上がる。
お酒と煙草の地味な親しみ方
スーパーやコンビニでは売っておりませんが⋯商店街のお酒屋さんなんかに行けば、中身に本物のお酒が入ったミニチュアのお酒、試飲用のミニボトルが売られていたりしますよね。自分は一時期、いろいろな種類のミニチュアのお酒を集め、部屋に飾っていた時期がありました。まぁ、結局、飲んだり友人にあげるなどして全部なくなっちゃいましたけど。あと、煙草って⋯自分で紙を巻いて作れますよね。アマゾンで手巻き煙草がかんたんに作れる圧延ローラーや手巻き煙草の専用紙も売られています(こち亀の両津勘吉みたいに普通の紙で巻いて作ったもん絶対に吸うなよ。あとシケモクの再利用は厳禁)。市販の煙草をいろいろブレンドして作って遊んでいた時期ありましたね。今はどうか知りませんが⋯アメスピでそういう専用セットが売られていたと思います。
精霊の息吹を感受しろ
日本酒と焼酎、ウィスキーやワインは本当に奥深い⋯発酵現象はオカルト的に見たら自然精霊の息吹です。人工精霊の作り方「運の光」では⋯発酵は精霊さんのオナラだよ!!なんて冗談めかした考察をしておりましたが⋯ありゃ本当に冗談だ。真に受けるな。煙草も摘み取った葉を熟成、発酵させることで作られています。大いなる自然の恵みです。それを感受して感性を養うのは⋯まぁ、今の時代、特に煙草に対する世間の視線は厳しいものとなっておりますが、悪いことではないと思います。様々な種類のお酒や葉巻を嗜みながら⋯産地に思いを馳せることで、幽体離脱をしたり明晰夢でも見ているかのような心象に耽れます。安酒を煽りながら匿名掲示板やSNSで喚き散らしている者には分かり得ないだろう。真のオカルト屋、タルパーなら大人の趣向品を使いこなすだろ。
オーバードーズについて
タルパ界隈の一部では、市販薬の過剰摂取、オーバードーズが密やかに行われています。やりたい者はやればいい⋯将来、頭が禿げたり人工透析になりたいのであればそうすればいい。男なら薬剤性EDで勃たなくなれば生きる希望も消失するだろう。男はやっぱりねぇ。現代はストレス社会ですから統合失調症と同じようにEDになる人は珍しくありません。ソープランドの泡姫はそうした訳ありの勃たない客も上手にイカせるテクニックを持っておりますが⋯オーバードーズによるものの場合⋯どうだかねぇ。薬漬けでフニャフニャになったもんなんか再起不能だろう。泡姫も苦戦しそう。自然の恩恵によらんもん、法律で規制されているもんなんかで変性意識は求めるな。そんなんで作るタルパは病理的な幻覚症状と一緒だよ。いずれは消えるか⋯お前らに襲いかかる化け物に変わる。
無理にお酒と煙草をやる必要もない
もちろん、ここに書いてある内容を無理に実践する必要はない。酒が苦手な人にまで無理強いするつもりはないし、煙草は今の時代厳しい。興味本位でやってみるなら、上述したお酒のミニボトルを試して見たり、煙草は口腔喫煙に限定した嗜み方をすると良いだろう。現代において肺喫煙が一般的であるが⋯煙草は本来、煙の味と香りを楽しむもので口の中だけで吹かすものだ。肺の奥深くまで入れると効率良くニコチンが体内に吸収されてしまうので依存症になりやすくなる。口腔喫煙する場合も少量の煙だけ吸い込みくゆらすと良いだろう。肺ほどではないが舌からでもニコチンは吸収される。この場合、普通の紙巻煙草でなく葉巻かフィルターなしの両切りタイプがいい。甘党な人はチョコレートでも食べながら楽しむと良いだろう。ただし、毎日は禁物。月数回程度に留めよう。
葉巻や両切りタバコは、ニコチンとタールの量が非常に多くなりますが、それ故に大量に吸い込めるものでもありません。通常の紙巻タバコは肺喫煙を始めるきっかけになりかねないので、むしろ、煙の本来の味と香りが堪能できる濃い煙草をおすすめします。
大人のタルパーになろう
上で述べた煙草の楽しみ方は⋯例えば、給料日のみに限定するとか、自分の励むや心の支えになるような楽しみ方をしよう。オカルト屋ならこうした自制心、抑制心で自分を律するのは基本である。このくらいいいだろう⋯そうしたわずかな心の緩みが原因で欲望に押し潰されるのだ。この点は重々にわきまえ心得て欲しい。また、大人の趣向品は何も酒と煙草に限らない。化粧品や香水、宝飾品などのアイテムもそうだ。男女問わず、ネックレスくらい一本欲しいだろう。自分も思い出のある⋯ちょっと訳ありな指輪をそれに通し首からぶら下げていたりする。まぁ、タルパーなら依り代なんかをぶら下げると良いだろう。とりま、子供のような自由な発想力と創造力を維持しつつ⋯大人のタルパを楽しめるよう励んで行こう。煙草に挑戦する場合、火の取り扱いには注意してくれな。