どうやって共有ダイブが行われたのか?

タルパ戦争で実験台となったホロ氏のタルパは⋯
明確な時期は不明やが⋯その以前、デルタ氏との個人的な共有ダイブにより、デルタ氏から譲り受けたものだったらしい。

8月2日(月)になって⋯
デルタ氏がホロ氏に譲ったタルパは存在しない、あれは自分の作り話で本当に共有ダイブがあるのかどうか試したものだったと暴露⋯

これにより共有ダイブの実践性、実現性が疑われ⋯
浮き草氏とホロ氏に激しい批判の声が集まる。二人は詐欺師呼ばわりされてタルパ界隈から姿を消す。

しかし、ホロ氏とデルタ氏の主張は食い違っておる様子や。
双方、騙したのは自分で騙されたのは自分たち以外となっておる。どちらの主張が正しいのか迷う。

これに拍車をかけるように⋯
当時、タルパ界隈を出入りしていた魔術師、浮き草氏アンチの急先鋒だったサラシナ氏が脚色を加え、後に戦争と後付けされる原因となる。

浮き草氏と親交があったクロリン氏の話にもある通り⋯
タルパ戦争はかなり誇張されたもので、戦争と呼ぶほどのものじゃないらしい。実際、ホロ氏はサラシナ氏の主張に抗弁、異議も唱えている。

うむ、いろいろ調べて来たが⋯
タルパ戦争に関する証言でもっとも信用できるのはホロ氏とクロリン氏のものとなりそうや。

話の流れからホロ氏の証言は信ぴょう性が高いと思われる。
ただ⋯浮き草氏もそうなんやが、ホロ氏の文章の書き方には少し問題があり、それが誤解を招きサラシナ氏優位となってしまったようや。

比喩表現の多用、文学的な表現に富み過ぎて⋯
ビジネスライクにわかりやすく証言するサラシナ氏が優位となってしまったようや。さて、肝心のデルタ氏やが⋯

話の流れから⋯
デルタ氏がそう思っていた以前から、浮き草氏やホロ氏がすでにそう考えており、ホロ氏が騙された振りをしていた?ように思われる。

うむ、ホロ氏の話によれば⋯
想定外の事態はいくつか発生したようやが、タルパ戦争は浮き草氏が事前に作成、容易したシナリオの大枠に沿ったものだったらしい。

まぁ、たしかに⋯タルパ戦争は浮き草氏が主宰する形で行われた。
ダイブ状態になった参加者らを、Skypeを介して催眠誘導していたのは確かな事実や。まず、それが共有ダイブの実態や。