タルパ戦争のシナリオ

通説で語られておったような共有ダイブは不可能や。
さて、次に⋯タルパ戦争が具体的にどのような出来事であったのか?それを考えてみたい。

うむ、これも通説で語られていた話によると⋯
ホロ氏がダイブ界のタルパと交流中、タルパが暴走してしまい、意識の半分をダイブ界に持って行かれたままの状態となるところから始まる。

浮き草氏がホロ氏をダイブ界から救出するため⋯
タルパ界隈に暴走したタルパ鎮圧を行うため合同ダイブを呼びかけ、二日間にわたりタルパー達と暴走したタルパとの戦いが繰り広げられる。

そうして、浮き草氏らによって暴走したタルパは鎮圧され⋯
ホロ氏の意識は無事にダイブ界から解放される。そして、翌日にデルタ氏が暴走したタルパは存在しないことを暴露する。

うむ、以上の話が通説で語られておったタルパ戦争や。
しかし⋯ホロ氏はタルパの暴走はシナリオ、創作に過ぎないものであることを言明、そうはっきりと抗弁している。

ここら辺からうちらもワケワカメになるんやが⋯
シナリオ言うても⋯浮き草氏が事前に描いていたシナリオの大枠に納まるTTRPG的なイベント、偶発的な小シナリオなのかもしれん。

とりま、タルパ鎮圧シーンで⋯
浮き草氏とホロ氏を除く13名のうち、誰が共有ダイブできて誰が共有ダイブはおろかダイブすらできておらんかったのか炙り出したんやろ。

催眠による白昼の明晰夢なのに⋯
Skypeで饒舌に暴走したタルパとの戦いを演じたもんが、共有ダイブはおろか⋯こいつダイブ状態ですらないやろ!?って悟られたんやろな。

おそらく、タルパ戦争のクライマックスとなった箇所や。
似非は興奮してえらい多弁になったと思う。ダイブ状態であったなら⋯寝言のような鈍い呂律になるはずや。

もちろん、ホロ氏のタルパは本当に暴走していない。
しかし、夢はパラレルや。夢自体は本物や。共有ダイブはゲームマスター的な存在による催眠誘導に過ぎん。

とりま、そんな感じで⋯
こいつとこいつがって感じで炙り出し完了や。共有ダイブ自体は研究途上で実験段階的な行為や。定義は未確定であり未完成の技となる。

しかし、絶対的な前提条件は⋯参会者がダイブ状態であることや。
浮き草氏もホロ氏もえらい白けたと思う。そう言う連中がデルタ氏の暴露で動揺、本性を露わにしたんやろ。