浮き草氏が生き残った世界線

2026.08.04
アレク

研究室の方でも吐露しておる通り⋯
タルパ戦争考察はもう頭打ち状態や。これ以上、何かわかることはないやろ。結論、ただの夢。

とりま、新しい視点でタルパ戦争の研究をはじめよう。
もしも⋯タルパ戦争で浮き草氏が生き残った場合、今のタルパ界隈はどのような感じのものになっていたのかや。

まず、共有ダイブの研究がとん挫することはなかったやろな。
タルパ戦争から数年後くらいには⋯共有ダイブやそれに関連する諸々の技法が発見、完成していたと思われる。

もちろん、合同ダイブで⋯
唯一の何かを寸分たがわずイメージする技法ではない。分散された個別の夢を、催眠誘導によって一定方向へまとめあげる技法となる。

アレク

催眠と言っても高度なテクは不要や。
浮き草氏によってルールブックのようなもんが整備され、タルパーなら誰でもTRPGのノリで楽しめるもんになっていたかもしれんな。

他ルパの取り扱い基準も明確に定められ⋯
他ルパはあくまでも夢の登場人物であり、それを通常意識で無意識化することを禁止していたやろ。当然、タルパ泥棒も神様タルパーも現れん。

そうなると⋯創造型と邂逅型しか認められんようになっていたかもな。
発生型なんて概念すら生まれず、現在の発生型タルパーはイマジナリーフレンド界隈、心理界隈だけで活動していたやろ。

うむ、オカルト派と科学派の住み分けが⋯
きちんと行われておったやろな。これによりメンヘラや中二病もタルパ界隈で蔓延らんかったやろ。

アレク

もちろん、これはおっさんの勝手な推察だ。
浮き草氏と直接対話したことはないし、浮き草氏本人はまったく別のことを考えていたかもしれん。

うむ、通説通りの共有ダイブ実践観を探究していたかもしれん。
しかし⋯いずれはうちらと同じ見解に至っていたと思う。思念体は量子力学的な不思議な二重性、矛盾した存在だと達観したやろ。

矛盾はアウフヘーベンしながら⋯
真理を探究する以外に道はないと悟るやろ。ネガティブ・ケイパビリティが基本思想となり、大らかな文化圏が形成されておったやろな。

そうなると、哲学的な視点も重要となって来るので⋯
ペンライト氏は今もタルパwikiの管理人をしており、自作自演をやらざるを得ない状況まで追いつめられることもなかったやろ。