過ぎたるセックスは猶及ばざるが如し

タルパ作りに変性意識は必要不可欠⋯
この信念と確信の下、性欲の力を利用したタルパ錬成法を研究し続けてきた。性的興奮による変性意識は非常に強力なものとなる。
性交時ともなれば⋯
おおよそ、人間が生きている間に体感できる変性意識の中でもっとも強いものになるだろうと言われている。
それならばと⋯
現実のパートナーとの性生活も活用しよう。セックスしている時のついでにタルパを作ってしまおうと思い付いた訳だ。
実際、三姉妹タルパのA子は⋯
現実のパートナーとセックスしながら、A子とセックスしているイメージも同時に行っていた。
まぁ、想定外の事態には見舞われ、思わぬ結果を招いたが⋯
それでA子を錬成することができたし、その時の設定条件をBC子にも組み込むことで二体目以降の錬成は余裕だった。
深層意識に体感的ノウハウとしてしっかり蓄積されたためか⋯
C子に至っては夢の中に何度も登場して来るようになり、最短最速のスピードで完オートに至る。
見知らぬ女性とのリアルなセックスの夢も見れるようになった。
思わぬ副産物、うれしい特典にも舞い上がった。
こうした数々の過去の成功体験が⋯
今度の新しい試みを上手く行かなさせている気もしてきた。
正直、スランプに近い状態に陥った。
ともみではなく運子さんによく似た女性が登場して来るなど、不確定な要素に振り回され続けている。
タルパ作りに変性意識は必要不可欠であるが⋯
強ければ良いと言うものでない気もしてきたのだ。やり方を変えてみようと思う。具体的にはタイミングだ。
セックスの時ではなくセックスの後だ。セックスの余韻に浸りながら同じことをやってみようと思う。
たしかに⋯
オーガズム直前直後のタイミングは強烈な変性意識状態となり、白亜の精神世界へぶっ飛ぶ。しかし、強過ぎるが故に混濁化もしやすい。入眠時幻覚のような想定外のイメージも混入しやすかった。
セックスをやり終えた後の緩慢な状態の時の方が適切かもしれない。とりま、来週の水曜日⋯新しい条件で再挑戦してみたいと思う。
つづく