性欲と死生観のアウフヘーベンで人生の幕を閉じる

2026.08.21
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生命の本質は種の存続にあります。個体としての命は限られたものとなるため、生殖と交配を続けねばなりません。死も生命の本質であり、個体数調整や遺伝子交配による自然淘汰、進化を促すため⋯寿命が設けられ、世代交代を行う必要があります。とても残酷な真理だと思います。でも、それが生命です。まぁ、深刻に考えても致し方ありません。人生はできるだけ長く楽しく過ごしましょう。そんな訳で性欲と死生観についても考えてみたいと思います。性は生なり⋯その対局にある死もまた性と深い関係にあります。人が生きている間に甘受することができる最強の快楽、変性意識はセックスですが⋯なぜ、セックスは気持ちが良いのか?さらに⋯人は死ぬ瞬間、セックスの200倍気持ちいい快楽に包まれ、人生で最強の脳イキが堪能できるらしい。

セックスと死

死後硬直の類似生理現象として⋯死後勃起なるものがある。男性は死ぬと陰茎が勃起することがある(極めて稀だが射精する場合もある)。女性はクリトリスがそうなるらしい。もちろん、全員ではないが⋯人は死ぬと結構な割合でそうなる。人間以外の生命の場合⋯射精したり産卵したら、そのまますぐに命が尽き果ててしまう種は多い。セックスはある意味で死を迎え入れるための準備、原始的本能の一種と言えるのかもしれない。人間のような高等動物はセックスと死の乖離が進み、最後に死を伴うセックス本来の快楽だけが取り残されているのだろう⋯そう思う。まぁ、医者でもない自分がこんな話をするのは不適切かもしれないが、オナニーも含め、そうした性的行為によって体感するオーガズムは、死の直前を疑似体験しているものになるとも言えるだろう。

つづく