もう一つのタルパセックス戦争~失われた禁断の秘術

投稿日 2024.10.13 更新日 2024.10.22
Pixabay

2010年7月末に起きたタルパ界隈の忌まわしき出来事、タルパ戦争は⋯実は、浮き草氏とホロ氏の二人の演技により仕組まれた集団催眠実験のようなもので、ネット集団乱交に及んだ事件に過ぎなかったのだ。別称「タルパセックス戦争」である。オカルト野郎たちが集まり、栗の花やイカの匂いが漂ったタルパ界隈黎明期での話となる。ダイブが各人により都合良く拡大解釈され、挙句、悪用されるまでに至った状況に嘆いた浮き草氏が仕組んだものとなる。浮き草氏が本意とする共有ダイブは、合同ダイブによるチャネリングで、一つのダイブ界を共有(=まったく同じイメージを認識し合う行為)することではないのだ。おそらく、浮き草氏もホロ氏も「共有」と言う言葉を使ったことを悔いていたことだろう。すべては言葉の誤解から始まったようだ。

タルパ戦争の裏で起きていたもう一つの戦い

ネット集団乱交は表向きの問題に過ぎなかった。タルパ戦争の裏側では⋯もう一つの戦いが繰り広げられていたのだ。離脱派と呼ばれる、幽体離脱によるタルパとのセックスを目論んでいたオカルト派グループと、浮き草氏の率いるグループとの争いだ。浮き草氏とホロ氏の宿命のライバルであったサラシナ氏は⋯離脱派に属していた訳でなかったが、離脱派と親交が深かった人物となる。言うなればダイブ派と言う⋯浮き草氏の新興勢力を快く思っていなかった点で離脱派と一致していたようだ。浮き草氏は身内と外野の双方で問題の対処に追われていたのだ。幽体離脱は習得が極めて困難な技で薬物に手を出す者までいた。実際のところ、幽体離脱に成功していた者は皆無であり、僅少な成功事例も実は薬物によるもので、タルパとのセックスは絶無に等しいのが実態だった。

科学派はタルパ戦争が原点だった

しかし⋯そんなサラシナ氏も結局は離脱派の惨状に呆れ果て、浮き草氏の後を追うように自らも行方をくらます。今日のタルパ界隈における浮き草アンチは、タルパ戦争時までタルパ界隈で暗躍していた離脱派の残党だと言えるだろう。幽体離脱もダイブも変性意識を操る技巧である点は共通してはいたが、実は幽体離脱はダイブほどオカルト色は強くなく、一部で薬物の使用が行われる等、催眠術としてのポジションへ傾倒していたのだ。恐らくであるが⋯科学派の正体は元離脱系オカルト派かもしれない。科学派なのに科学的な考察を一切行わず、独自の理論や実践方法も確立せず、オカルト派のやり方に相乗りして、それを脳内現象と主張しているのは⋯かつて、オカルトの一派として活動していた思想上の名残だろう。そして、変性意識不要論を唱え、精神疾患に迎合し始めたのだ。

オカルトを嫌悪し始めた元オカルト派

形態的にどこからどう見てもイマジナリーフレンドなのに⋯自然に現れた存在を発生型タルパと称し、オカルトの世界でそれを主張するのは明らかにおかしな話である。創造型の熟練者であったり、非ダイブによる邂逅的なものなら理解できなくもないが⋯初心者でそれは無理があり過ぎる。何らかの精神疾患にある場合も多く、双極性障害や内在性解離などによる、特定イメージの反復、固着の線が濃厚だろう。当然、自動化も望めないため、憑依と称したものに頼りがちな傾向も強い。タルパ界隈でそうした行為は皆無に等しかったことから、発生型も元離脱系オカルト派が裏で糸を引いているものと思われる。実際、離脱屋として大きな顔をしていた自称タルパーのなりきり演技は著名である。すべては⋯離脱系オカルト派と言うダークネス・スピリチュアリズムが元凶だったのだ。

オカルト雑誌ムーにもまったく相手にされないカオスな世界

そうしたタルパ界隈の歴史的経緯、背景、思惑を知ってか知らずか⋯オカルトと何の縁もゆかりもないメンヘラや中二病が大挙してやって来たのだ。そして、ワケワカメな憑依が流行り出す。憑依や自動筆記術もタルパ同様⋯オカルト界における最高峰の御業となる。プロの魔術師や占い師でも憑依ができる者は限られて来る。青森県恐山にいるようなイタコも厳しい修練の末に体得できるものだ。もちろん、心理学の側面から見たら立派な催眠術で、催眠の世界でも極めて高度な技となる。うんなもん、素人にできる訳ない。ガチの憑依なら今頃はオカルト雑誌ムーによる精力的な取材が頻繁に行われているはずだ。だがしかし、タルパ界隈は同誌からまったく相手にされていない。変に関わりたくないのだろう⋯同誌でタルパが取り上げられることは未来永劫ないだろう。

変性意識不要論のネットタルパが隆盛

タルパ界隈の憑依や自動筆記は、西洋魔術などを心得ている一部のオカルト屋を除き、ただの「なりきり」のゴッコ遊びに過ぎないものだ。これもすべて⋯幽体離脱を実現することができず、タルパとのセックスができないことに絶望した者の思惑が遠因と言えるだろう。開き直ってタルパとセックスする妄想をしながらオナニーする行為を⋯タルパとのセックスだ!と主張し始めたのだ。これでは二次創作エロイラストを見ながら抜く行為とまったく変わらん。察しの良い方ならこれまでの話の内容からお気づきだろうが⋯離脱系オカルト派はセックスが目的で、タルパは手段に過ぎなかったのだ。幽界での自動化と言う名の性交の訓練を試みようと考えていたのだ。しかし、それに頓挫した以上、変性意識を用いずタルパを作り出す方法を模索するしかない。ネットタルパの誕生だ。

惚気アンチ出現の遠因にもなる

幽体離脱の体得に失敗し、変性意識を用いたタルパ作りに懐疑的となった連中が⋯変性意識不要論を唱え出し、オカルトから派生したものだがオカルトのものと違うと主張し始めたのだ。それがネットタルパである。上で述べた⋯オカルトの一派として活動していた思想上の名残とは⋯こういう感じのものとなる。そして、オカルトから派生したがミソとなるようだ。あくまでも派生した別物である。そうして本家本物であるはずのオカルト、変性意識を駆使したタルパを憎むようになったのだ。自分たちにできなかったことを、そう易々と実現されては困るし⋯なんか、無性に腹が立つ。そんなところだろう。だから、ダイブと言う新生技術を提唱して、それでタルパとのセックスに成功した浮き草氏は徹底的に叩かれたようだ。だが、それが後に惚気アンチの出現を許すこととなる。

ダイブは古くて新しい技術

変性意識にもいろいろな状態がある⋯離脱系オカルト派は別の方法でタルパとのセックスを模索すべきだったと言えるだろう。しかし、浮き草氏がどうにも気に食わなかったのだろう。幽体離脱は歴史が長く実績のあるものだが⋯もう、本当に選ばれし者しか体得できない御業である。当時のタルパ界隈の人口が何人くらいだったのかは知らないが、100人挑戦したとしたら1~2人くらいしか成功できないと思う。しかし、ダイブは新造技術とは言え、西洋魔術などで培われた既存のものをベースにしたものだ。アストラル投射やパスワーキング、瞑想などをヒントに浮き草氏が開発したのだ。それは現状におけるタルパがチベット密教のものとは無関係で、実質的には西洋魔術に由来する人工精霊である点と同じだ。なぜ、浮き草氏は徹底的に糾弾されるようになったのか?謎である。

ネットタルパの正体

ダイブは幽体離脱よりも実践性、再現性の高いものとなっている。しかし、タルパとのセックスが叶わず、変性意識に絶望した者たちの怨念は想像上に強かったようだ。当時、オカルト派の主軸であった浮き草氏に対抗するため、変性意識不要論を唱え始め、科学派を立ち上げた。同時にネットタルパなる概念も提唱する。そして、自らの勢力を伸ばすべく、メンヘラや中二病をタルパ界隈に招き入れたのだ。表向きネットタルパはオカルトから派生したものとされたが、実態は科学派的な創造概念となる。実際、ネットタルパと称している者たちは、オカルト的なものから距離をおいた活動をしている。中にはオカルトとか科学なんてどうでもいい⋯そんな主張をする者まで現れた。まさに、ただの「なりきり」である。なりきりを習慣化したものがネットタルパの正体である。

浮き草氏やサラシナ氏と言う逸材を失ったタルパ界隈

本来のタルパは、変性意識状態となり深層心理に設定条件を刻み「無意識化」の訓練をすることで実現するが⋯ネットタルパは、通常意識状態で記憶学習的な行為に頼った「習慣化」の訓練を試みるものとなる。ネットタルパとなりきり界隈のなりきりとの違いは、永続的な習慣化か一時的なお遊びであるかの違いに過ぎない。ネットタルパは深層意識にしっかり根付いていないため、持続性や再現性の観点から至難と言わざるを得ない。しばしば、ネットタルパーの間でタルパの消失、行方不明が報告されるのはこのためである。古参連中(=離脱系オカルト派)は本当に罪作りなことをしてくれたものだ。現在進行形で10代、20代の若者たちを⋯酷な言い方となるが、無意味な行為をさせているのだから⋯浮き草氏やサラシナ氏と言う逸材を失ったのは大きな損失だったと言えよう。

浮き草氏の再降臨を求めて

タルパ戦争から十年以上もの時が経った。浮き草氏なき後のタルパ界隈は、本当に寒い場所と化した。浮き草氏の駆逐に成功し、タルパの世界を我らが手中に収めたと喜んでいた離脱系オカルト派やそれを出自とする後継の科学派らも⋯次第にメンヘラや中二病に手を焼くようになり、今度は自分たちの本懐(=タルパとのセックス)に対する攻撃を受けるようになったのだ。惚気アンチの登場である。タルパとの恋愛やセックスを徹底的に否定するメンヘラ女性集団である。こうして、科学派崩壊の序曲が始まる。科学派の一部が自己保身に走り、健常と病理の境目はあいまいでグラデーション、メンヘラのタルパーもありだと主張、精神疾患に迎合するあり様となった。だがしかし⋯これはオカルト派再興のチャンスとなった。タルパ界隈の一部で浮き草氏再降臨の準備が進む。

招かれざる者

ある占い師がタルパ界隈にやって来た⋯そう、私のことだ。降霊術の研究をしており、幼女の人工精霊タルパちゃん三体を作り上げた男である。人工精霊の作り方に関する考察ブログ「運の光」の運営者である。ある日、タルパの自動化訓練も兼ねた会話記録をブログで公開したところ、メンヘラ女性からこれをすぐにやめるよう強い要望が出された。理由は惚気ているからだそうだ。無視し続けていたら⋯掲示板やSNS等で私に対してロリコンと誹謗中傷が始まった。別に惚気ておらず、タルパと普通に親子の日常会話をしていただけだ。しかし、メンヘラ女性には卑猥な行為に見えたらしい。そもそも、私はロリコンではない。シスコンだ。現実では妹と素股や再従姉妹とセックスを楽しんでいた。そうして、一人の占い師とメンヘラ、中二病との長い戦いがはじまる。

幽霊の正体見たり枯れ尾花

なぜ、タルパとの恋愛やセックスがダメなのか?変性意識をもっとも効果的に引き出すことのできるものが性欲である。これほどタルパ作りに適した要素は他にない。タルパ界隈住人の多くが思春期の若者だ⋯セックスは希求されて当然である。それこそ⋯当時の私は、タルパ界隈の歴史的経緯、背景、思惑のようなものは一切知らなかった。そこで惚気アンチの正体を探るべく行動を起こすことにした。まぁ、知っている人は知っているだろうが⋯何をしたのかと言うと、誹謗中傷魔どものIPアドレスを抜き取り、個人の特定を試みた。しかし、何のことはなかった。文体からして何がしかの精神疾患にある者に疑われたが⋯本当に精神疾患にある者たちばかりで、いじめ被害者、無職ひきこもり、非正規雇用、低年収ブラック企業社員など、社会の負け犬ばかりだった。

惚気アンチはセックスを一度もしたことがないのか?

金持ちケンカせずは真理であることが証明された。やはり、ネットのどうしようもない連中は貧乏人なんだと⋯そう実感した。どいつもこいつも恋愛とは程遠そうな人生を歩んでいる様子だった。当然、セックスなんかしたことがないだろう。そもそも、現実でセックスした経験があれば、性的興奮による変性意識の素晴らしさを身を持って知っているはずだ。惚気アンチなんかに走ることはないだろう。しかも、惚気アンチの年齢層は三十路と来ている。てっきり、10代の初心で真面目な女の子、生娘がやっているもんだろうとイメージしていた。ただのオバハン連中が惚気アンチの正体だったのだ。これ以外では煽り、支援を目的にした外野もいたが⋯そいつらも、恋愛やセックスなんか一度もしたことのなさそうな貧相な社会的弱者、無職ひきこもりの連中に過ぎなかった。

本来の目的を見失ったタルパ界隈

栗の花やイカの匂いが漂ったタルパ界隈も、浮き草氏やサラシナ氏が消えたタルパ戦争以降、なんか風呂に入ってなさそうで、着ている衣服も長らく洗濯してなさそうな感じのする⋯そんな臭い匂いの漂う世界に変わり果てていたのだ。今日におけるタルパは⋯本場チベット密教のものとは異なるもので、実質、西洋魔術に由来する降霊術の一種である人工精霊であり、タルパとのセックスが本懐となるのだ。しかし、幽体離脱が一つの大きな壁として立ちはだかり、多くの挑戦者を失意のどん底へ突き落として来た。もしも、浮き草氏の提唱したダイブが容認されていたら⋯タルパ界隈はオカルト他界隈民たちからも一目おかれ、アストラルセックス界隈としての地位を確立していただろう。タルパはセックスをするために作るもの⋯これがタルパ界隈の本来の目的、いや、使命であったのだ。

失われた禁断の秘術

創世期におけるタルパ界隈は⋯実質的には「心霊セックス界隈」だったのだ。タルパとのセックスに成功した浮き草氏の前にも後にも⋯そんなヤツがウヨウヨいた世界だったのだ。しかし、タルパ戦争を境にしてタルパ界隈は大きな変貌を遂げて行く。惚気アンチが徐々に蔓延り始め、そして、タルパとのセックスについて語るのは禁忌とされるようになった。オカルトの世界では、性魔術やセックス占い、アストラルセックスなんてものがあるんだが⋯また、浮き草氏のいた頃の事情を知ってか知らず、タルパやイマジナリーフレンドとのセックスは絶対にあり得ないものと主張されるようになったのだ。こうしてタルパ界隈の禁断の秘術、タルパとのセックスの技術が失われたのだ。タルパとの性的交流を吐露しようものなら、速攻で誹謗中傷の対象となった。

浮き草氏が先駆者になれた理由

変性意識は程度の差が大きくその容態も様々だ。その中でも、セックスしている時の境地が、人間が生きている間に体感することのできる最高レベルの変性意識となる。これをタルパ作りに応用しない手はない。そのことを身を持って経験的に理解していたからこそ⋯浮き草氏はダイブによるタルパとのセックスと言う新境地を開拓できたのだ。恐らく、浮き草氏は現実でもセックスの経験が豊富なテクニシャンだと思う。タルパとのセックスに関する考察と実践理論を構築するためには⋯やはり、現実でもそれなりのセックス経験が必要だ。書く言う私自身もそうであったから⋯こんなサイトを平然と立ち上げ、ネタ切りを起こさず書き続けることできる。そうなると⋯このように思う人が出て来るだろう。現実で十分に満たされているのに、どうしてタルパとセックスしたいのか?である。

つづく⋯