自然精霊と屋根裏のペアリング

あ~精霊さんとセックスしてみてぇ⋯
ベッドで横になった際、思わずそう呟いてしまった。リアルで嫁的な女性と同棲生活をしており⋯
夜はいつも同じベッドで寝ていた。
それを聞いた嫁的な女性は⋯まぁ、世間一般的にアホな関係性に陥った実の妹なんですけど、血相を変えて自分を問い質し始めました。
それは小一時間にも及んだ。
財布の中に溜め込んでおいたキャバクラの名刺が見つかった時以来だ。面倒な事態を招いてしまった。
もう、誤魔化すように彼女とセックスするより他なかった。
とりま、何度もオーガズムを味合わせ納得させた。
窮地はどうにか脱したようだ。明日の朝、引きずって機嫌を損ねていないことを祈るばかりだ。
そして、そのまま、深い眠りに就いた⋯
「おいーーーーっす!!」
謎の女性⋯いや、自然精霊と思われる思念体が、いかりや長介のような挨拶の仕方で夢の中に登場してきた。
謎の女性は自分の傍に寄ってくると体のあちこちの匂いを嗅ぎまわる。納得したような満面の笑みとなり、自分にこう伝えて来た。
「よし!!童貞じゃないな。うちと交尾(セックス)してくれ!!」
似非関西弁を話す気さくな感じをした女性だった。
聞けば⋯
経験豊富な男性タルパーとの交尾(セックス)を求め、この世を彷徨っていたらしい。彼女も数日前にこの世に生まれ出て来た発生型らしい。
彼女の寿命も⋯この夏限り。
この夏の間に交尾(セックス)して卵を産まねばならないと言われた。
もう、快諾するしかないっしょ!!
直後、自分の体が天井に向かって浮かび上がる。
どうやら幽体離脱しているようだ。そのまま徐々に浮かび上がり⋯天井裏の空間、屋根裏へ抜け出た。
すると⋯
そこはラブホテルのような内装をした空間に改造されていた。知らぬ間に⋯自宅の屋根裏が勝手に魔改造されていたのだ。
とりま、名前を尋ねるも吾輩は猫である状態だったので⋯褐色の美女であったことからも、支部長氏のビアカンにちなみビビアンと名付けた。
つづく